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【参考資料3】第211 回社会保障審議会介護給付費分科会(持ち回り開催)の概要について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
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第 211 回社会保障審議会介護給付費分科会(持ち回り開催)
の概要について
令和4年7月6日
社会保障審議会介護給付費分科会会長
田中 滋
第 211 回社会保障審議会介護給付費分科会における議題「テクノロジー活用
等による生産性向上の取組に係る効果検証について」について、本委員会委員か
らは以下の意見があった。

(委員からのご意見)
委員名(敬称略)
石田

路子

ご意見
令和3年度介護報酬改定において、
「特養等における見
守り機器を導入した場合の夜勤職員配置加算について、
見守り機器の導入割合が 15%から 10%へ緩和」され、ま
た「見守り機器 100%の導入やインカム等の ICT の使用、
安全体制の確保や職員の負担軽減等を要件として、特養
の夜間の人員配置基準を 0.9 人から 0.6 人へ緩和した新
たな区分を設ける」とする見直しが行われました。さら
に、見守り機器 100%の導入やインカム等 ICT の使用、
安全体制の確保や職員の負担軽減等を要件に、特養の夜
間における人員配置基準も緩和されました。
これらの見直しは、スタッフの業務負担が軽減される
とともに、業務の効率化を図る労働環境の改善につなが
り、サービスの質の向上が実現されることを目指すもの
であり、それを確認するための実証研究(効果検証)は
不可欠なものと思われます。
テクノロジー活用による人員基準の緩和について、利
用者の安全確保やケアの質にどのような変化があったの
か、プラスとマイナスの両面からアプローチしていく必
要があると考えます。また、職員の業務に関して負担は
軽減されたのかどうか、新たな課題が生じていないかど
うか等を含め、実際のケアの現場においてどのような影
響があったのかについてもプラス・マイナス両面の把握・