よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料3】第211 回社会保障審議会介護給付費分科会(持ち回り開催)の概要について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32841.html
出典情報 社会保障審議会介護給付費分科会(第216回 4/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

検証をする必要があると考えます。
今回提示された令和4年度の「介護ロボット等による
生産性向上の取組に関する効果測定事業」における4つ
の実証テーマ(①見守り機器等を活用した夜間見守り、
②介護ロボットの活用、③介護助手の活用、④介護事業
者等からの提案)については、どれもその効果検証の結
果が待たれるものです。また、①と②は、介護事故など
につながる(未然に防げた場合も含め)ことが無かった
かという点も見逃せないのではないかと思います。
そして、利用者向け調査の「事後調査のみ」とされて
いる「社会参加の変化、ケア内容の変更、機器導入に対
する意見」、あるいは施設・職員向け調査の「事後調査の
み」とある「機器導入によるモチベーションの変化・職
員や施設業務の変化、導入機器の満足度」等は、最も重
要な効果検証の内容の一つと考えますので、詳細なデー
タを期待しております。
稲葉
井上

雅之


特に意見はございません。
高齢化に伴い介護需要が増加する一方で、主にサービ
ス提供を担う支え手である現役世代は減少が続く。その
中で、制度の持続可能性を確保するためには、これまで
以上に、介護ロボット等、テクノロジーを活用した生産
性向上に取り組むことが不可欠であり、今回、次期介護
報酬改定を見据えた実証事業が進められることを歓迎す
る。その上で、3点申し上げる。
(1)今後の介護報酬改定の議論に資するエビデンスの収
集・データ分析
いずれの実証についても、先進事例の一つ、として終
わらせることなく、次期介護報酬改定の議論に資するよ
う、P6 の「想定する調査項目」にあるような視点でエビ
デンスの収集・データ分析を行っていただきたい。
特に実証テーマ①に関連しては、介護の質および職員の
負担軽減を担保した上で、見守り機器の活用により、介
護報酬上でどのような形の見直しが可能なのか、具体的
な提案に繋がる形で進めていただきたい。