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資料3-1 「全ゲノム解析等に係る厚生労働科学研究班」からの報告 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23993.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第8回 3/2)《厚生労働省》
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8. アカデミア、産業界の役割について
9. データ共有ルール(データシェアリングポリシー)
10. データ利活用審査会

本邦のアカデミアフォーラム、産業フォーラム1/2(案)
項目

アカデミアフォーラム

産業フォーラム

開始

2023年

概要

創薬や診断技術の研究開発を促進し、患者にいち早く成果を届けるために形成され、産学連携しながら全ゲノム解析等の
データ利活用推進を図る。事業実施組織は、フォーラム間・企業間の連携等を促す役割を持つ。
主としてアカデミアが参画するフォーラム

2023年

主として産業界が参画するフォーラム

目標

全ゲノム解析等に係る学術的協議を行う
全ゲノム解析等に係るデータ利活用による創薬や診断技術、
全ゲノム解析等に基づき、がんの臨床的理解を深め、予防、 予防の研究および開発等を推進する
患者の予後を改善する

参加機関
(利用者)

全ゲノム解析等のデータの収集・解析を実施する研究機
関・医療機関
上記の機関と共同研究を行う機関(企業含む)

利用料金

データ等の利活用については、データ利用者の負担を原則とする。ただし、データ利活用審査委員会がアカデミアのみの利
用と認めた場合においては負担を減免するなどの利用者負担制度を検討する。年会費とデータ量毎の利用料等が考えられる
が、価格については、運用コストを精査して決定する。

登録システム
(申請→審査→利
活用可能となるま
での流れ)

(AMED課題でのデータ取得者及び解析者)
・フォーラムメンバーとする

(事業実施組織設立前の参加企業)
・フォーラムメンバーとする

(データ取得者及び解析者が新たに参加を求める者)
・フォーラム運営委員会で審議・承認

(新規参加希望企業)
・研究計画概要をフォーラム運営委員会に提出し、
審議・承認
・契約と利用料支払い
・アカウントの発行
・情報ガバナンス研修の受講
(患者のプライバシーを守り、データの機密性とその安全性
を維持する方法を理解)
・計画立案を目的とした全データの俯瞰・簡易解析
・詳細解析の研究計画を立案し、データ利活用審査
委員会の承認
・追加の契約と利用料支払い
・詳細解析開始

(新規参加希望者)
・研究計画概要をフォーラム運営委員会に提出し、
審議・承認
・所属機関がフォーラム参加契約書に署名
・アカウントの発行
・情報ガバナンス研修の受講
(患者のプライバシーを守り、データの機密性とその安
全性を維持する方法を理解)

左以外の医療機関・研究機関・企業 (医療産業、非医療産業に
関わらず、またベンチャー企業を含めてより多くの企業が参
画できる)

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