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2009年01月01日(木)
出生数、死亡数ともに前年より増加 人口動態統計の年間推計
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厚生労働省が1月1日に公表した「平成20年人口動態統計の年間推計」。これは、「人口動態統計速報」の平成20年1月~10月分までと、「人口動態統計月報(概数)」の平成20年1月~7月分までを基礎資料として、日本における日本人について推計したもの(p1参照)。
平成20年の出生数は109万2000人で、前年の108万9818人より2000人増と推計されている。出生率(人口千対)は9.1となり、平成19年の8.8を上回っている・・・
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2008年12月26日(金)
市区町村におけるがん検診の実施状況を公表 厚労省
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厚生労働省がこのほど公表した、市区町村におけるがん検診の実施状況等調査結果。この調査は、各都道府県を通じ、管内市区町村(対象:1822市区町村)に対し、がん検診の実施状況(平成20年1月1日時点)についての調査を行ったもの。
調査結果によると、がん検診を国の指針通り実施していない市区町村は、乳がん221(12.1%)、肺がん139(7.6%)、子宮がん111(6.1%)、胃がん、大腸がんは40(2.2%)であった、としている&・・・
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2008年12月26日(金)
インフルエンザ患者、一週間で1万人超え 厚労省報告
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厚生労働省はこのほど、インフルエンザ様疾患発生報告(第8報)を公表した。この報告書は、平成20年12月14日から12月20日までのインフルエンザの発生状況を都道府県別でまとめたもの。
全国の患者数は1万397人で、昨年同期の9674人を上回っている。休校は20校、学年閉鎖校は98校、学級閉鎖は291校となっている(p1参照)。
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2008年12月25日(木)
糖尿病やメタボリックシンドロームの状況を報告 国民健康・栄養調査
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厚生労働省が12月25日に公表した「平成19年国民健康・栄養調査結果の概要」。この調査は、健康増進法に基づき、国民の身体の状況や栄養素等摂取量、生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得ることを目的に行われている。
調査結果では、第1部で糖尿病やメタボリックシンドロームの状況(p4~p15参照)、第2部で身体状況及び生活習慣等の状況(p16~p25参照)、第3部で食生活・・・
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2008年12月25日(木)
福祉・介護分野における人材確保のため、介護福祉士等の就労状況や意識を調査
- 厚生労働省は12月25日に、介護福祉士等現況把握調査の結果を公表した。この調査は、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士の3資格の登録機関である財団法人社会福祉振興・試験センターが厚労省からの補助金を受けて実施したもの(p1参照)。調査目的は、3資格の有資格者であって、福祉・介護分野で就労していない、いわゆる潜在的有資格者が多数存在することから、就労状況や就労意識等を調査・分析し、福祉・介護分野にお・・・
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2008年12月24日(水)
各自治体における肝炎対策の現状を公表 厚労省
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厚生労働省は12月24日に、各自治体における肝炎対策の現状について取りまとめ、公表した。
資料では、(1)肝炎ウイルス検査の実施状況(2)「肝疾患診療連携拠点病院」の指定状況(3)「専門医療機関」の確保状況(4)「肝炎対策協議会」の設置状況―が示されている(p1参照)。
肝炎ウイルス検査については、すべての都道府県、保健所設置市、特別区(計134)において、保健所又は委託医療機関における無料検査を実施し・・・
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2008年12月19日(金)
平成19年度に保険医療機関等から返還を求めた額は約55億5千万円 厚労省
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厚生労働省は12月19日に、平成19年度における保険医療機関等の指導及び監査の実施状況(概況)を公表した。
資料によると、平成19年度に保険医療機関等から返還を求めた額は、約55億5千万円(対前年度2億1千万円増)であった。その内訳は、指導による返還分が約23億6千万円、監査による返還分が約31億9千万円だった(p1参照)。
また、保険医療機関等の指定取消が、前年度に比べ16件増の52件(医科21件、歯科27件、薬局4・・・
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2008年12月17日(水)
平成18年度版病院経営管理指標を作成し報告 医療施設経営安定化推進事業
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厚生労働省は12月17日に医療施設経営安定化推進事業として明治安田生活福祉研究所に委託した、「病院経営管理指標及び中小病院の経営の方向性に関する調査」の報告書を公表した。
この調査では、(1)平成18年度版病院経営管理指標を作成し、財務面からの実態を把握する(2)中小病院の事例研究を行い、中小病院の経営の方向性、特に連携に焦点を当てて検討する―ことを通して、医療施設経営安定化と地域の効率的な医療連携体制・・・
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2008年12月16日(火)
国民全般の変わらない意識、所得高低で医療に格差は反対 日医調査
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日本医師会はこのほど、日医総研ワーキングペーパーとして「第3回 日本の医療に関する意識調査」を公表した。今回は、前回調査で患者と医師の相互理解が深まっている可能性が示唆されたが、医療費抑制政策や医療をとりまく環境変化により、国民、患者、医師それぞれの意識の変化が予想されるため、継続的に調査を実施して変化を読み取るために行われた(p5参照)。
調査結果から、国民の76.4%(N=1313)、患者の76.6%・・・
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2008年12月15日(月)
病院の療養病床、34万床を下回る 医療施設動態調査
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厚生労働省は12月15日に平成20年9月末の「医療施設動態調査」を公表した。平成20年9月末時点の病院の療養病床は、前月に比べ46床減って33万9955床となった。一般病床も、前月より792床減り90万9394床となった。
また、病院数は前月より3施設減少して8795施設、このうち療養病床を持つ病院は4075施設で、先月より2施設減少した。一般診療所数は9万9578施設で、前月より全体で19施設増加しており、そのうち無床診療所は71施設増・・・
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2008年12月15日(月)
東京都、全国初のがん検診受診状況調査を公表
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東京都は12月15日に、「平成20年度東京都がん検診実態調査」の結果速報を公表した。この調査は、5つのがん検診について、受診率・検診内容・検診機会等を詳細に把握する、全国で初めてのものとしている(p1参照)。
調査対象は、東京都(島しょを除く)に居住する満40歳以上の男性2000人及び満20歳以上の女性3000人の計50000人で、2328人(46.6%)から回答が得られた。
調査結果によると、がん検診受診率は、胃がん35.7・・・
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2008年12月11日(木)
電算処理分の調剤医療費の動向を公表 厚労省
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厚生労働省は12月11日に最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成20年4月号)を公表した。資料には、(1)調剤医療費、処方せん枚数、処方せん1枚当たり調剤医療費(p2参照)(2)処方せん1枚当たり調剤医療費の報酬別内訳」(p3参照)(3)年齢階級別処方せん1枚当たり調剤医療費(p4参照)―が掲載されている。
平成20年4月の処方せん1枚当たり調剤医療費(電算処理分)は7405円であり、対前年同期比は2.0%で・・・
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2008年12月10日(水)
鳥インフルエンザ、人での発症事例は389人に WHO報告
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厚生労働省は12月10日に、平成20年12月9日現在の鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での発症事例(2003年11月以降)を公表した。
資料によると、WHOの確認している発症者数は計389人(うち死亡246人)で、各国の発症者数を示している(p1参照)。
インドネシアでは139人が発症(うち死亡者113人)、ベトナムでは106人が発症(うち死亡者52人)と報告されている(p1参照)。
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2008年12月10日(水)
年1回以上人間ドックを受診で健康状態が良好に 中高年者調査
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厚生労働省は12月10日に、中高年者縦断調査の結果を公表した。この調査は、団塊の世代を含む全国の中高年者の50歳から59歳の男女の「健康・就職・社会生活」について、意識面・事実面の変化の経過を継続的に調べたもの。調査結果は、高齢者対策等厚生労働行政施策の企画、実施、評価のための基礎資料を得ることを目的としている(p3参照)。
調査では、(1)夫婦のみの世帯が増えている(p5参照)(2)健康維持のため・・・
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2008年12月09日(火)
2008年診療報酬改定、診療所にとって予定以上の厳しい結果 日医調査
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- 2008年4月の診療報酬改定の影響について(12/9)《日本医師会》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 調査・統計
資料には、2008年4月の診療報酬改定の概要(p4~p9参照)診療報酬改定の影響(p10~p21参照)が示されている。これは、日本医師会の「2008年度緊急レセプト調査(4~6月分)」の概要(p22~p23参照)と、TKC全国会「TKC医業経営指標(平成20年4月~6月)の概要」(p24~p25参照)、厚生労働省「最近の・・・
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2008年12月09日(火)
医師確保対策、病院従事医師数は約1万7千人増やさなければならない 日医
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日本医師会はこのほど、日医総研ワーキングペーパーとして「医師確保のための実態調査」を公表した。この調査は、(1)全国で活用可能な医師不足対策を把握するため(2)地域、病院種別、病床規模別等の視点から、医師不足・偏在が顕著な分野を洗い出し、医師確保対策の優先度・重要度を明らかにするため―に実施された(p5参照)。
調査結果から、都道府県単位で見ても、二次医療圏単位で見ても、多くの地域で病院医師は不・・・
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2008年12月09日(火)
平成20年7月~9月までに医療事故による死亡は23件 日本医療機能評価機構
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- 医療事故情報収集等事業 第15回報告書(12/9)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 調査・統計
平成20年7月~9月までに医療事故による死亡は23件(p27参照)、平成20年4月~6月に発生したヒヤリ・ハット事例は5万8600件(p52参照)だったことを明らかにに・・・
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2008年12月03日(水)
病院医師、89.4%にあたる42都道府県医師会が「不足」と回答 日医調査
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日本医師会は12月3日の定例記者会見で、医師確保のための実態調査結果を公表した。日医は、現在、医師養成数の増加が求められているが、医師不足・偏在が顕著な地域及び診療分野を洗い出し、医師確保対策の優先度、重要度の決定に役立てるために、この調査を行ったとしている(p2参照)。
47都道府県医師会を対象に行った調査では、病院医師は89.4%にあたる42都道府県医師会が「不足」と考えていることが明らかになった。・・・
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2008年12月03日(水)
医療保険療養病床入院患者の状態調査を実施 日本療養病床協会
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日本慢性期医療協会は12月3日に、医療保険療養病床入院患者の状態調査結果を公表した。この調査は、日本慢性期医療協会の772会員病院を対象に行なわれ、139病院より回答を得た。調査対象患者は、平成18年と平成20年の8月(1ヶ月間)をとおし医療保険療養病床に入院していた患者。
調査結果によると、医療区分1-3~1-5は、平成18年度8月が133.6%、平成20年8月が175.9%となっており、重度化指数(平成18年8月の各状態像が入・・・
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2008年12月03日(水)
介護療養病床の1日平均入院患者数、9万346人に 病院報告
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厚生労働省は12月3日、平成20年5月分の病院報告(概数)を公表した。一般病床を含む病院の1日平均入院患者総数は、前月比1万447人増の131万3018人、介護療養病床の1日平均入院患者数は、457人減の9万346人であった。また外来患者数は、前月比5万4847人増の144万6463人となっている。
さらに、病院総数の月末病床利用率は1.2ポイント増の80.4%、一般病床は2.0ポイント増の73.9%となっている。一方、平均在院日数は、病院全体で・・・
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2008年12月02日(火)
病院・診療所の病床数、一般病床の平均在院日数いずれも減少 医療施設調査
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厚生労働省は12月3日に、平成19年10月1日時点での「医療施設(動態)調査・病院報告の概況」を公表した。
病院の病床数は162万173床で前年に比べて6414床減少し、一般診療所は15万5143床で前年に比べて4755床減少している(p16参照)。また、病院の一般病床の平均在院日数は、前年に比べて0.2日短い19.0日となった(p25参照)。一般病床の平均在院日数が一番長い県は高知県(23.6日)で、最も短い県は神奈川県(16.6日・・・
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2008年12月02日(火)
麻しん風しんワクチン接種率、第3期では半数に満たず
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厚生労働省は12月2日に、「平成20年度麻しん風しん予防接種(第2期~第4期)実施状況」を発表した。2008年9月30日現在の麻しん風しん予防接種率は、第2期が51.2%(p2参照)、第3期が56.4%(p3参照)、第4期が47.6%(p4参照)となっている。
また、麻しん風しん予防接種についてホームページへの今後の掲載予定を明らかにしている。
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2008年12月01日(月)
回復期リハビリテーション病床、平成20年度累計で5万1296床
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- 病床届出数および累計数(12/1)《全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会》
- 発信元:全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 カテゴリ: 調査・統計
資料によると、平成20年度の回復期リハビリテーション病床届出数は5054で、累計は5万1296床に達するとしている。平成18年度の累計は4万553床だったことから、この2年で1万床増加したことになる(p2参照)。
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2008年11月27日(木)
最近の医療費の動向を公表 厚労省
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厚生労働省は11月27日に、最近の医療費の動向(概要)を明らかにした。
資料には、(1)制度別概算、種類別概算(2)医療機関種類別(3)主たる診療科別医科診療所(4)医科病院の入院・入院外(5)診療所の入院外―の医療費動向について、対前年同期比をまとめている(p3~p23参照)。
また、メディアス平成20年7月号が添付されている(p24~p45参照)。
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2008年11月21日(金)
急性期病院の約86%が療養病床の維持・増加が必要と回答 保団連調査
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- 急性期医療機関における療養病床削減に関する影響調査の結果報告(11/21)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 調査・統計
調査は、平成20年10月から11月に、急性期病院の療養病床削減に関する影響について、12都道府県247病院から回答を得た。
調査結果によると、急性期病院の受け皿としての後方病院の状況は、「現在でも不足している」と回答したのは47.1%と約半数にのぼることが明らかになった・・・
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