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2010年06月03日(木)
[審査支払] 審査への苦情相談窓口等設置し、審査を充実強化 支払基金
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- 審査委員会の機能強化のための新たな方策(6/3)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金については、先般行われた省内事業仕分けにおいて「審査が緩い」などの指摘があった。また、先にまとめられた「今後の審査委員会のあり方に関する検討会」報告書では、審査の充実強化が必要とされている。こうした背景をもとに、支払基金では、審査の充実強化を図ることを打ち出し、信頼を確保するとしている。
具体的な方・・・
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2010年06月02日(水)
[診療報酬] 入院中患者の他医療機関受診、通知変更へ 中医協総会
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厚生労働省が6月2日に開催した、中央社会保険医療協議会の総会で配付された資料。この日は、平成22年度診療報酬改定で整理された「入院中の患者の他医療機関受診の取扱い」が一部変更されることが決まった。厚労省は近く、解釈通知(保医発0305第1号)を修正する考えだ。
A医療機関に入院中の患者が他のB医療機関を受診する場合の取扱いは、出来高病棟では(1)Aにおける入院基本料を30%減額(2)Bにおいて診療にかかった費用・・・
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2010年06月01日(火)
[DPC] ドキシル使用可能性の卵巣がん治療、出来高とする通知発出 厚労省
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厚生労働省は6月1日に、「厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法」の一部改正に関する通知を発出した。これは、ドキソルビシン(以下、ドキシル)を使用する可能性のある卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍治療について、DPCによる包括評価ではなく、出来高算定とする旨を内容とした通知。6月1日から施行される。
経緯を簡単におさらいしておくと、平成22年度改定の際にドキシルを既存の診断群分類・・・
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2010年06月01日(火)
[審査支払] オンライン請求接続可能回線等の一覧を提示 支払基金
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- オンライン請求接続可能回線・事業者一覧表(6/1)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
レセプトオンライン請求で使用するネットワーク回線は、厚生労働省が発出している「レセプトのオンライン請求に係るセキュリティに関するガイドライン」等により、(1)ISDN回線を利用したダイヤルアップ接続(2・・・
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2010年05月31日(月)
[診療報酬] D008内分泌学的検査の項目を追加し、一部改正 厚労省
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厚生労働省が5月31日に発出した、検査料の点数の取扱いに関する通知。
これは、3月5日付の通知「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(保医発0305第1号)を一部改正するもので、平成22年6月1日から適用される(p1~p2参照)。
改正点は、次の2点。まず、医科点数表D008内分泌学的検査の項目として、新たに『インタクトI型プロコラーゲン-N-プロペプチド(Intact PINP)』が加えられた。算定要件・・・
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2010年05月28日(金)
[薬価] アイロクール錠10など197医薬品を薬価収載 厚労省
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厚生労働省は5月28日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正に関する通知を発出した。薬事法に基づき製造販売承認され、薬価基準への収載希望があったアイロクール錠10など医薬品197品目が薬価基準の別表に収載された。これにより、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬8801品目、注射薬4074品目、外用薬2779品目、歯科用薬剤36品目の計1万5690品目となった(p1参照)。
参考として、新たに収載・・・
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2010年05月28日(金)
[診療報酬] 診療報酬上の後発品を新たに公表 厚労省
- 厚生労働省は5月28日に、診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品(新規収載分)について公表した。資料では、(1)医薬品コード(2)一般名および規格(3)品名(4)メーカー名(5)診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品(6)薬価―が整理されている(p1~p5参照)。
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2010年05月26日(水)
[診療報酬] 救急医療管理加算、5月31日までに施設基準届出を 厚労省
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厚生労働省は5月26日に、救急医療管理加算の施設基準に係る届出の取扱いに関する事務連絡を行った。
A205『救急医療管理加算』については、平成22年度改定で新たに施設基準が設けられた。同加算を算定する場合には、この施設基準に係る届出を地方厚生(支)局に対して行わなければならない(平成22年3月5日保医発0305第2号)。
この届出は、改定前に同加算を算定していた場合でも必要であるが、医療機関の中には施設基準を満・・・
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2010年05月26日(水)
[診療報酬] 診療側が平成24年度改定に向けた課題を提案 中医協総会
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厚生労働省が5月26日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、ドキシルを使用する可能性のある卵巣がん治療を出来高払いとする件を了承した。厚労省では近く告示改正・通知改正等を行い、6月1日から施行する考えだ。このほか、診療側から平成24年度改定に向けた提案がなされたほか、第3項先進医療2件の了承、新たな医療機器の保険適用などが行われている。
ドキシルを使用する可能性のある卵巣がん治療については、・・・
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2010年05月26日(水)
[診療報酬] 22年度は明細書義務化や地域医療貢献加算など5項目を調査
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- 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第28回 5/26)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 診療報酬改定結果検証部会
平成22年度は、(1)救急医療等の充実・強化(2)外来管理加算の要件見直し・地域医療貢献加算(3)歯科技工加算(4)後発医薬品の使用状況(5)明細書発行原則義務化―の5分野について調査が行われる(p907~p912参照)。・・・
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2010年05月21日(金)
[診療報酬] 新たな第3項先進医療の施設基準届出事務処理を依頼
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厚生労働省はこのほど、先進医療の届出に係る施設基準に関する事務連絡を発出した。
先進医療専門家会議において、(1)筋層非浸潤性膀胱がんに対する「5-アミノレブリン酸溶解液の経口又は経尿道投与による蛍光膀胱鏡を用いた膀胱がんの光力学的診断」(2)ホルモン不応性再燃前立腺がんに対する「腫瘍抗原ペプチドを用いたテーラーメイドがんワクチン療法」―の2技術が第3項先進医療(高度医療)として「適」とされ、中医協総・・・
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2010年05月20日(木)
[審査支払] レセ電子化医療機関数・薬局数、51.6%に訂正 支払基金
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- 「Press Release No.068」の訂正について(お詫び)(5/20)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金に対して電子レセプト請求(オンライン請求又は電子媒体による請求)を行っている医療機関数・薬局数の割合が、平成22年4月請求分において全体の51.5%としていたが、正しくは51.6%だったという(p1参照)。
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2010年05月19日(水)
[DPC] ドキシル使用可能性ある卵巣がん治療、近く出来高算定に 厚労省
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厚生労働省が5月19日に開催した、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、ドキソルビシン(以下、ドキシル)を使用する可能性のある卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍治療について、DPCによる包括支払方式ではなく、出来高算定とすることを了承した。厚労省は、近く中医協総会に諮り、法令の改正を行う考えだ。
ドキシルは、平成22年度診療報酬改定で既存の診断群分類に包括されたが、医療現場から「持ち出・・・
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2010年05月17日(月)
[診療報酬] 生活習慣病管理料の算定要件変更等を事務連絡 厚労省
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厚生労働省は5月17日に、平成22年度診療報酬改定関連通知の一部訂正に関する事務連絡を行った。訂正が行われる通知は、(1)医療費の内容の分かる領収証及び個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の交付について:平成22年3月5日保発0305第2号(2)診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について:平成22年3月5日保医発0305第1号―など13本。
文言修正や誤字脱字の訂正がほとんどだが、算定要件の変更なども含・・・
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2010年05月13日(木)
[診療報酬] 「医科電子点数表の活用手引き」の最新版を公表
- 厚生労働省は5月13日に、社会保険診療報酬支払基金が作成した「医科電子点数表の活用手引き」の最新版を公表した。手引きは、3月5日に既に公表されており、今回は、平成22年度診療報酬改定の施行をうけ、一部の内容を追加したもの。具体的には、付表6として「包括・被包括関連グループ番号一覧表」を加えるなどしている(p29~p35参照)。
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2010年05月13日(木)
[審査支払] レセプト電子化医療機関数・薬局数が51.5%突破 支払基金
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- 電子レセプト請求を行っている医療機関数・薬局数の割合が5割を突破、医科医療機関からの電子レセプト請求についても8割を突破(5/13)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
また、医療機関等からの電子レセプト請求の割合についても、医科医療機関全体の件数の8割(81.7%)を超え、医科診療所では診療所全体の3/4を超える状況(76.0%)となっており、電子レセプト請・・・
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2010年05月10日(月)
[審査支払] 平成22年2月診療分は総計で7017万件、7817億円 支払基金
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- 平成22年2月診療分の件数と金額が確定(5/10)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
平成22年2月診療分の確定件数は、総計7017万件で、対前年同月比は総計1.0%減、医療保険4.3%減、各法(生活保護法等)35.8%増となっている。また確定金額は、総計7817億円で、対前年同月比は総計1.3%増、医療保険0.6%減、各法(生活保護法等)10.2%増だった。
資料では、診療報酬等確定件数・金額の月別推移をグラフで・・・
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2010年04月30日(金)
[診療報酬] 疑義解釈第3弾、地域医療貢献加算で例外的に病院との連携も可
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厚生労働省は4月30日に、疑義解釈資料の送付について(その3)事務連絡を行った。平成22年度診療報酬改定に関するQ&Aの第3弾である(p1~p21参照)。主な内容を紹介しよう。
地域医療貢献加算については、やむを得ない事情がある場合は、例外的に病院または休日・夜間診療所との連携が可能としている。また、小児科外来診療料など再診料が包括されている点数を算定した場合には、同加算の算定ができないことを改めて明確にし・・・
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2010年04月30日(金)
[診療報酬] 心臓由来脂肪酸結合蛋白測定にラテックス法等を追加 厚労省
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厚生労働省が4月30日に発出した、検査料の点数の取扱いに関する通知。
これは、3月5日付の通知「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について」を一部改正するもので、平成22年5月1日から適用される(p1~p3参照)。
改正点は、次の2点。まず、医科点数表D007血液化学検査の30『ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)』の算定について、従来のELISA法と免疫クロマト法に加えて、「ラテックス免疫比濁法又は・・・
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2010年04月28日(水)
[明細書] 医療観察レセプト記載要領を4月診療分から改正 厚労省
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厚生労働省はこのほど、医療観察診療報酬明細書等の記載要領に係る通知を発出した。本通知は、平成20年9月5日付の医療観察法レセプト記載要領通知を改正するもの。平成22年5月1日(4月診療分)から適用される。
通知には、(1)病院・診療所・薬局記載用(p2~p10参照)(2)訪問看護ステーション記載用(p10~p13参照)―などの記載要領が整理されている。
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2010年04月27日(火)
[診療報酬] レセコン購入等の助成金、88億円を交付 支払基金
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- 「平成21年度 医療施設等設備整備費補助金」に係る4回目の交付を決定(4/27)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
今回の交付決定件数は5586件、交付決定金額は21億2800万円。交付決定の累計で見ると、2万3907件、88億4500万円となっている。補助予定額196億円に対する交付割合は、45.1%(p1~p2参照)。
また、平成22年4月20日現在における申請受付件数は、3万336件(病院348件、医科診療所1万9472件・・・
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2010年04月26日(月)
[審査支払] 「適正な審査」と「迅速な支払」を基本理念に 支払基金
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- 支払基金の「基本理念」と「職員行動指針」を策定(4/26)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金には、これまで民間企業の経営理念に相当するものが策定されていなかった。そこで、本部および47支部で構成される全国組織としての機能を更に強化するため、各支部に対するアンケートを実施したうえで、本部における経営企画会議、月例支部長会議、理事会等の議論を経て、「基本理念」および「職員行動指針」を策・・・
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2010年04月23日(金)
[診療報酬] オルメテック錠40mgなど25医薬品を薬価収載 厚労省
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厚生労働省は4月23日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正に関する通知を発出した。薬事法に基づき製造販売承認され、薬価基準への収載希望があったオルメテック錠40mgなど医薬品25品目が薬価基準の別表に収載された。これにより、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬8689品目、注射薬4030品目、外用薬2738品目、歯科用薬剤36品目の計1万5493品目となった(p1参照)。
参考として、新たに収載・・・
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2010年04月23日(金)
[診療報酬] エポチレン カッパ(注射薬)を診療報酬上の後発品に 厚労省
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厚生労働省は4月23日に、診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品(新規収載分)について公表した。
平成22年度の薬価改正により、先発品よりも高額な後発医薬品が存在することが明らかとなった。国が加算等を設けて後発医薬品使用を進めているのは、高騰する医療費を負担可能な水準に抑えるためであり、高額な後発医薬品使用に加算を適用するのは本末転倒である。こうした経緯から、先の中医協で「診療報酬において・・・
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2010年04月22日(木)
[審査支払] 支払基金と国保連が、事業内容や効率化への取組み状況を説明
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厚生労働省が4月22日に開催した、審査支払機関の在り方に関する検討会で配付された資料。この日は、社会保険診療報酬支払基金(支払基金)と国民健康保険団体連合会(国保連)から説明を受けた。
支払基金が提出した資料では、(1)レセプト電算処理システムの開発は支払基金が主導してきた(2)支払基金と保険者で毎年度手数料を設定しておりサービス向上・コスト削減の動機が働く(3)診療行為がルールに適合するか否かは人・・・
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