-
2008年09月16日(火)
神奈川県の受動喫煙防止条例(仮称)を評価し、医療機関の全面禁煙徹底へ
-
日本医師会は9月16日に、禁煙に関する声明文を公表した。この声明文は、今般、「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例(仮称)」の骨子案が発表されたことを受けたもので、日医は、この受動喫煙防止条例(仮称)が、県民の健康の確保を図るため、県、県民、保護者及び事業者の責務を明らかにしたことを高く評価し、協力したいとの意向を示している。
その上で、今後、(1)医療機関、医師会における全面禁煙の徹底(2)・・・
-
2008年09月16日(火)
75歳に達する者について、特定健診等の実施基準政令を一部改正 意見募集
-
厚生労働省は9月16日に「特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の一部を改正する省令(案)」を公表し、意見募集を開始した。
省令案の概要では、特定健康診査等の実施年度に75歳に達する者についても誕生日によっては、当該年度の大半が74歳である者も少なく、これらの者については75歳に達し長寿医療制度の被保険者となる日までの間、特定健康診査等の機会が確実に確保されることが望ましいとして、基準政令を改正・・・
-
2008年09月12日(金)
神奈川県の病院・診療所、公共的空間の禁煙義務付けへ 神奈川県条例骨子案
-
神奈川県は9月12日に「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例(仮称)」の骨子案を公表した。この条例は、不特定多数の者が出入りすることができる公共的な空間における受動喫煙による健康影響を防止するためのもので、条例名を基本的考え方での「神奈川県公共的施設における禁煙条例(仮称)」から変更するもの(p1参照)。
病院・診療所や社会福祉施設については、喫煙規制の必要性が高い「第1種施設」として区分・・・
-
2008年09月02日(火)
7月の熱中症の救急搬送患者は昨年の3.5倍、約1万3千人 総務省
-
総務省消防庁は9月2日に、7月の熱中症による救急搬送の状況を公表した。
資料によると、全国における総救急搬送人員は41万2660人で、そのうち熱中症による搬送人員は、平成19年7月の熱中症による搬送人員の約3.5倍にのぼる1万2747人(3.1%)だった(p3参照)。
また、熱中症により搬送された医療機関での初診時における傷病の程度は、軽症が最も多く7759人(60.8%)、次いで中等症の4463人(35.0%)だった。重症は366・・・
-
2008年08月22日(金)
特定保健指導、初回面接は面接による支援が原則 特定健診等のQ&A
-
厚生労働省が8月22日に公表した、特定健康診査・特定保健指導に関するQ&A集。これは、これまで公表されてきたものを随時更新しているもので、今回は特定保健指導の実施方法などについてQ&Aが追記されている。
Q&Aでは、特定保健指導の初回面接で、「個別支援は20分以上、グループ支援では80分以上行うとあるが、ビデオ上映等を行った場合は、その時間は初回面接の個別支援・グループ支援の時間に含まれるか」といった問いに・・・
-
2008年08月21日(木)
東京都、健保組合等を対象にがん検診実施状況調査を実施
-
東京都は8月21日に、現在、「職域におけるがん検診実施状況調査」を実施しているとし、調査対象の健康保険組合と事業所に、調査協力を要請した。
東京都民の死亡原因は、がんによる死亡が一番多く、平成18年には約3万225人が亡くなっていると報告している。がんの発生には発がん物質や、食事などの生活習慣が関与していると考えられるとしている(p1参照)。
その上で、がんを予防するには、日頃から健康的な生活習慣を・・・
-
2008年08月07日(木)
治療中の者に対する保健指導事業(案)、10箇所の医療機関で実施予定
-
厚生労働省が8月7日に開催した「市町村国保における特定健診・保健指導に関する検討会」で配布された資料。この日は、「特定健診・保健指導の実施事業」や「治療中の者に対する保健指導事業」に関して、ワーキンググループの検討内容が報告された。
特定健診・保健指導の実施に関するワーキンググループでは、同検討会の初会合後、平成19年度国保ヘルスアップ事業のアンケート調査を実施し結果分析をしており、今後は、(1)ア・・・
-
2008年08月06日(水)
地域産業保健センターでの保健師の平均活動時間は、週7.3時間
-
- 地域における産業保健活動の推進に関する検討会(第3回 8/6)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 労働基準局 安全衛生部労働衛生課 カテゴリ: 保健・健康
具体的な方策にはこれまで、(1)地域産業保健センター事業(2)地域におけるメンタルヘルス対策(3)都道府県産業保健推進センター(4)地域の各種関係者とのネットワーク(5)地域保健との連携―の5つのテーマがあげられており・・・
-
2008年07月24日(木)
健康食品の安全性確保について報告書を公表 厚労省
-
厚生労働省は7月24日に開催した食品安全委員会で、「健康食品」の安全性確保に関する検討会の報告書の概要を公表した(p4参照)。
報告書では、様々な食品が「健康食品」として流通する中で、消費者により安全性の高い製品が供給されるためには、(1)製造段階における具体的な方策(2)健康被害情報の収集及び処理体制の強化(3)消費者に対する普及啓発―など幅広い取組みが必要としている(p5参照)。
資料では、・・・
-
2008年07月18日(金)
社会福祉士と介護福祉士と新カリキュラムについて、Q&Aを公表
-
厚生労働省は7月18日に「社会福祉士養成課程及び介護福祉士養成課程における教育内容等の見直しに関するQ&A」を公表した。
社会福祉士と介護福祉士の養成課程は平成21年度以降に新しいカリキュラムに移行する予定となっている。Q&Aでは、教育内容の変更点等について、指摘事項に対する厚労省の見解を示している(p1~p47参照)。
-
2008年07月17日(木)
保健師活動を取り巻く現状と課題について報告 厚労省
- 厚生労働省が7月17日から18日の日程で開催した、平成20年度の保健師中央会議で配布された資料。この日は、(1)自殺予防対策の取り組み(仙台市宮城野区保健福祉センター)(p14~p27参照)(2)感染症法の改正と新型インフルエンザ対策(厚労省)(p30~p40参照)(3)保健師のベストプラクティスとその継承(東北大学等)(p41~p85参照)(4)保健師活動を取り巻く現状と課題(厚労省)(p86~p113参照)(5)保健師の・・・
-
2008年07月10日(木)
特定健診等、保険者が支払基金に報告する内容が明らかに 厚労省
-
厚生労働省は7月10日付けで、都道府県知事宛てに「保険者が社会保険診療報酬支払基金に提出する特定健康診査等の実施状況の結果」に関する通知を出した。
通知では、特定健診等の実施状況に関する(1)結果を支払基金に提出する基本的事項(p1~p3参照)(2)成果の集計に関する事項(p3~p16参照)(3)成果に関する事項(p16~p23参照)―がまとめられている。
集計事項には、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドロー・・・
-
2008年07月10日(木)
特定健診等の結果記録は、XMLファイル形式で 厚労省
-
厚生労働省は7月10日付けで、都道府県の医療構造改革担当(局)長宛てに、「保険者が社会保険診療報酬支払基金に提出する特定健康診査等の実施状況に関する結果に係る記録様式等」について通知を出した。
通知では、電磁的方法により作成する特定健康診査及び特定保健指導に関する記録は、XMLで記述するとしている。また、XMLファイルを生成または読み取るために必要な技術的要件が示されているホームページのURLが示されてい・・・
-
2008年07月09日(水)
早期の妊娠届出を勧奨し、届出が遅れた者への対応を 厚労省通知
-
- 妊娠の届出状況に係る調査結果及び早期の妊娠届出の勧奨等について(7/9付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 母子保健課 カテゴリ: 保健・健康
調査結果によると、妊娠届出者(母子健康手帳交付者)の総数は112万9730人で、そのうち妊娠28週以降で届出をした者は6876人(0.6%)、出産後に届出をした者が2841人(0.3%)であることが明らかになった(p3参照)。
この調査結果を踏まえ、早期の妊娠届出の勧奨と届出が遅れた者への適切な対応を求めて・・・
-
2008年07月07日(月)
平成18年度の地域産業保健センター、健康相談窓口の利用は延べ7万4169人
-
- 地域における産業保健活動の推進に関する検討会(第2回 7/7)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 労働基準局 安全衛生部労働衛生課 カテゴリ: 保健・健康
具体的な方策には、(1)地域産業保健センター事業(2)地域におけるメンタルヘルス対策(3)都道府県産業保健推進センター(4)地域の各種関係者とのネットワーク(5)地域保健との連携―の5つのテーマがあげられており(p3参照)、資料には・・・
-
2008年07月04日(金)
「健康食品」の健康被害情報の収集・処理体制を強化 厚労省
-
厚生労働省は7月4日に、「健康食品」の安全性確保に関する検討会が取りまとめた報告書を公表した。この検討会では、様々な食品が「健康食品」として流通する中で、消費者にとってより安全性の高い製品が供給されるよう、原材料の安全性確保や製造工程の適切な管理、健康被害情報の収集・分析・消費者に対する情報提供・相談支援などの今後の方策を検討してきた(p1参照)。
報告書では、(1)製造段階における具体的な方策・・・
-
2008年07月04日(金)
特定保健指導の積極的支援、医療費控除の取扱いを明記 特定健診Q&A
-
厚生労働省が7月4日に公表した、特定健康診査・特定保健指導に関するQ&A集。これは、これまで公表されてきたものを随時更新しているもので、今回は自己負担の医療費控除の取扱いなどについてQ&Aが追記されている。
Q&Aでは、特定保健指導における積極的支援で自己負担額が0円であっても、「特定健康診査及び特定保健指導に係る自己負担額の医療費控除の取扱いについて(平成20年5月19日付通知)」で「医療費控除を受けられ・・・
-
2008年06月26日(木)
たばこ対策、省庁横断で取り組み進む 関係省庁連絡会議
-
厚生労働省が6月26日に開催した「たばこ対策関係省庁連絡会議」で配布された資料。この日は、「受動喫煙防止対策」と「未成年者対策」について、各省の取組みが報告された。
受動喫煙防止対策として、厚労省は、「受動喫煙防止対策のあり方に関する検討会」で有識者の意見を集めていることを報告した(p4~p5参照)。国土交通省からは、公共交通機関での取組み状況をまとめた資料が提示されている(p6~p7参照)。
未成・・・
-
2008年06月18日(水)
特定健診は医師による総合的な判断を 特定健診等Q&A
-
厚生労働省が5月12日に公表した、特定健康診査・特定保健指導に関するQ&A集。これは、これまで公表されてきたものを随時更新しているもので、今回は2つのQ&Aが追記されている(p19~p20参照)。
受診者が4月以降の治療中の検査結果を持参するなどし、特定健診の検査項目のうち腹囲のみ実施できていない場合については、腹囲の計測を保健師が行うことは差し支えないが、医師による総合的な判断を行うものが特定健康診査であ・・・
-
2008年06月13日(金)
女性の健康状態について全国調査を実施 厚労省懇談会
-
厚生労働省が6月13日に開催した、女性の健康づくり推進懇談会で配布された資料。この日は、生涯を通じた女性の健康管理について議論された。
資料では、(1)女性の健康づくりに関する普及啓発(2)女性の健康づくりに関する研究(3)女性の生涯健康手帳―などについてまとめた資料が提示されている(p3~p51参照)。
また、今後は「女性の健康状態に関する全国調査」を実施し(p49~p50参照)、平成21年1~2月頃までにと・・・
-
2008年06月13日(金)
ニコチン依存症患者に向け、禁煙治療啓発冊子を公表 日医
-
日本医師会は6月13日に、ニコチン依存症患者に向けた禁煙を啓発する冊子を公表した。冊子では、喫煙はがんや呼吸器の病気、心臓病などさまざまな病気の重要な原因の1つだとして、どうしても禁煙できない人に対し、医師による指導を受けるよう促している(p1参照)。
日医は、やめられない喫煙は「ニコチン依存症」だとして、健康被害の影響や受動喫煙の実態を説明した上で、禁煙治療を始めるよう求めている・・・
-
2008年06月11日(水)
受動喫煙防止対策、妊婦や子どもが利用する施設や病院等はより一層推進すべき
-
厚生労働省が6月11日に開催した「受動喫煙防止対策のあり方に関する検討会」で配布された資料。この日は、前回会合の議論概要(案)や各委員から「受動喫煙防止対策の問題点と対応策」が提示された。
前回会合の議論概要(案)では、(1)受動喫煙防止対策の現状とより一層の推進が求められる施設(2)推進するための方策(3)各種データの取得―などがまとめられている(p4~p5参照)。
受動喫煙防止対策をより一層推進す・・・
-
2008年06月03日(火)
特定健診等に関する前期高齢者交付金額等の算定に関し、意見募集開始
-
- 「高齢者の医療の確保に関する法律による保険者の前期高齢者交付金等の額の算定等に関する省令第44条第2項の規定に基づき厚生労働大臣が定める事項(仮称)(案)」へのご意見募集(6/3)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 総務課 カテゴリ: 保健・健康
資料には、「高齢者の医療の確保に関する法律による保険者の前期高齢者交付金等の額の算定等に関する省令第44条第2項の規定に基づき厚生労働大臣が定める事項(仮称)(案)」が提示されている(p3~p4参照)。
内容は、社会保険診療報酬支払基金に対し、保険者が特定健康診査と特定保健指導の実施状況に関する結果とし・・・
-
2008年05月30日(金)
事業者が労働者の歯周疾患検診の提供を 厚労省通知
-
厚生労働省はこのほど都道府県の労働局宛てに、歯周疾患の予防等に関する労働者への配慮について通知を発出した。この通知では、「老人保健法」が「高齢者の医療の確保に関する法律」に全面改正されたことを受け、歯周疾患の予防対策の実施を求めている(p1参照)。
通知によると、「適時、歯周疾患に関する健康診断の機会が事業場において提供されることが望ましい」としている。健康増進法では、労働者も居住地の市町村・・・
-
2008年05月30日(金)
特定健診等の実施手引き、第6版を公表 厚労省
-
厚生労働省の保険局は5月30日に、「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き」の第6版を公表した。この手引きは、特定健診等の基本的なルールや枠組み等が記載されており、第1版が2007年7月にまとめられて以来、必要な追記・修正が行われている(p2参照)。
今回は主に、通知等の発出に対応して記述の正確化が行われている(p3参照)。
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。