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2006年12月19日(火)
ノロウィルス対策の徹底を求める 厚労省通知
- 厚生労働省が12月19日付けで各都道府県宛てに出した、ノロウィルスの対策に関する通知。厚労省は、現在もノロウィルスによる感染性胃腸炎や食中毒の発生が続いていることから、食品事業者や旅館・ホテル営業者に対し、発生防止対策の徹底を求めている。具体的には、「患者のふん便や吐ぶつには大量のウィルスが排出されるので、食事前やトイレの後などには必ず手を洗うこと」、「特に子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱・・・
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2006年12月15日(金)
健康診査の指針案にメタボリック症候群対策を明記 厚労省改正案
- 厚生労働省が12月15日に開催した厚生科学審議会の「地域保健健康増進栄養部会」で配布された資料。資料では、(1)健康増進法に規定する健康診査等指針(告示)の一部改正(p3参照)(2)健康診査の実施等に関する指針の概要(p4~p6参照)(3)指針改正案(p8~p15参照)(4)「健康日本21」中間報告書案(p16~p106参照)(5)同報告書案に寄せられたパブリックコメント一覧(p107~p131参照)-などがまとめられて・・・
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2006年12月13日(水)
がん患者団体からのヒアリングで専門医不足の指摘相次ぐ
- 厚生労働省が12月13日に開催した「がん対策の推進に関する意見交換会」で配布された資料。この日は、19の患者団体等からヒアリングが行われた。がん患者団体支援機構からは、がんに関する専門医療従事者の育成について、「全国的に腫瘍内科医、あるいは腫瘍専門医が不足している」との指摘があった(p5参照)。また、市民のためのがん治療の会は、「放射線腫瘍医の増加は僅かで、放射線治療難民が出つつある」「放射線治療と放・・・
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2006年12月11日(月)
「潰瘍性大腸炎」と「パーキンソン病」の公費負担を縮小 厚労省懇談会
- 厚生労働省が12月11日に開催した「特定疾患対策懇談会」で配布された資料。この日は、「潰瘍性大腸炎」と「パーキンソン病」の公費負担の対象を、重症度分類によって見直す、実質縮小案が提示された(p5参照)。資料では、(1)特定疾患治療研究事業の対象範囲の見直し(p4~p5参照)(2)平成18年度第1・2回特定疾患対策懇談会議事要旨(p6~p7参照)(3)潰瘍性大腸炎・パーキンソン病の重症度分類(p8~p11参照)(4・・・
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2006年11月29日(水)
保健活動におけるPDCAサイクルについて議論
- 厚生労働省が11月29日に開催した「市町村保健活動の再構築に関する検討会」で配布された資料。この日は、PDCAサイクルに基づく保健活動を推進するための体制整備について、構成員から資料が提示されている(p3~p16参照)。田上氏(高知県中央東福祉保健所・所長)は、「保健活動におけるPDCAサイクルは、現場の実態把握から始まるとして、保健師の機能とミッションの明確化が重要」としている(p8~p16参照)。また、専門技術・・・
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2006年11月20日(月)
厚労省、がん対策推進について意見交換会を開催
- 厚生労働省が11月20日に開催した「がん対策の推進に関する意見交換会」で配布された資料。同意見交換会は、幅広い観点からこれまでのがん対策の再点検と課題の抽出等を行うために、がん患者やその家族又は遺族、がん医療従事者及び有識者と意見交換を行うもの(p3参照)。初会合のこの日は、これまでに行われたがん対策についてまとめた資料が提示された(p5~p78参照)。その他、内田建夫氏(日本医師会常任理事)など10名・・・
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2006年11月09日(木)
保健指導レベル、「動機づけ支援」「積極的支援」の対象者が5割超 厚労省検討会
- 厚生労働省が11月9日に開催した「標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会」で配布された資料。この日は、メタボリックシンドローム対策総合戦略事業等における指摘事項の報告が行われた。千葉県九十九里町の健康診査の結果(対象者40~64歳)によれば、健診受診者1355人のうち、「動機づけ支援」または「積極的支援」の対象者になったのは、ステップ3まで989人(約73.3%)、ステップ4までで751人(約55.6%)にのぼること・・・
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2006年11月01日(水)
新規エイズ患者数・新規HIV感染者数ともに過去2位 エイズ動向委員会
- 厚生労働省が11月1日に公表した「エイズ動向委員会報道発表資料」。エイズ動向委員会は、3ヶ月ごとに会合を開催し、都道府県等からの報告に基づきエイズ患者の発生動向を把握し、公表している。今回は、平成18年7月3日から10月1日間の発生動向について概要をとりまとめている。それによると、新規エイズ患者報告数は107件で、前回の調査を上回り、過去2位となった。また、新規HIV感染者数は233件で、過去最高となった前回の調査よ・・・
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2006年10月17日(火)
生活習慣病、中高年男性の改善見られず 厚労省報告書
- 厚生労働省が10月17日に開催した厚生科学審議会の「地域保健健康増進栄養部会」で配布された資料。資料では、(1)平成18年度健康増進普及月間実施要綱(p3~p5参照)(2)平成18年度食生活改善普及運動の実施について(p6~p10参照)(3)第7回健康日本21全国大会開催要領(p11~p12参照)(4)「健康日本21」中間評価報告書案(p13~p103参照)(5)健康日本21中間報告書案に寄せられたパブリックコメント一覧・・・
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2006年10月17日(火)
市町村保健活動、保健センターと本庁の間の情報共有不足が課題
- 厚生労働省が10月17日に開催した「市町村保健活動の再構築に関する検討会」で配布された資料。この日は、「市町村保健活動を強化するための連携・協働の在り方」と「分散配置における活動体制の在り方」について構成員から意見聴取が行われた。有原構成員は、「保健センターと本庁の間に、また保健センター内に心理的距離がある」として、連携希薄と情報共有不足の事態が生じていることを指摘している(p5~p8参照)。また、分散・・・
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2006年10月12日(木)
厚労省、渡航歴のある臓器提供者にウエストナイル熱の検査を実施
- 厚生労働省が10月12日に開催した厚生科学審議会の疾病対策部会臓器移植委員会で配布された資料。この日は、眼球を除く臓器移植におけるウエストナイル熱・脳炎の取り扱いに関する通知の一部改正について議論された。資料では、改正通知案とこれまでの議論の経緯が示されている。改正通知案では、「臓器あっせん機関は、臓器提供施設の医師に、臓器提供者の海外渡航歴を確認し、提供前4週間以内の渡航歴がある場合にはPCR検査及びウ・・・
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2006年10月12日(木)
厚労省、肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン案を公表
- 厚生労働省が10月12日に都道府県の感染症の担当者を集めて開催した「全国感染症主管課長会議」で配布された資料。この日は、都道府県における肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン案が公表された。肝炎については、(1)健診受診率が低い(2)肝炎ウイルス検査で要診療と判断された者が医療機関を受診しない(3)医療機関を受診しても必ずしも適切な医療が提供されていない―ことなどが指摘されてきた。そこで、「要診療者・・・
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2006年09月28日(木)
結核罹患率、欧米諸国の4倍以上 平成17年結核動向調査
- 厚生労働省が公表した平成17年結核発生動向調査年報集計結果の概況。この年報は、平成17年1月1日~12月31日までに全国の保健所を通じて報告された結核患者等の状況をまとめている。平成17年の新登録患者数は2万8319人で、罹患率とともに6年連続で減少している。しかし、20歳代と30歳代については、結核罹患率が前の年に比べて、それぞれ0.1ポイントの微増となっている。また、大都市部の結核罹患率の格差はやや縮小したものの、国・・・
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2006年09月15日(金)
厚労省、エイズ施策評価検討会の初会合を開催
- 厚生労働省が9月15日に開催した「エイズ施策評価検討会」の初会合で配布された資料。同検討会は、有識者等によりエイズに関するエイズ予防指針の施策の推進状況について専門的な評価及び検討を行い、その後の施策推進に対する意見を聴取することを目的としている(p1参照)。資料では、(1)エイズ施策評価検討会開催要領(p1参照)(2)今後5年間の検討スケジュール(案)(p4参照)(3)疾病対策課の主な施策・・・
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2006年09月11日(月)
「潰瘍性大腸炎」と「パーキンソン病」患者団体からヒアリング
- 厚生労働省が9月11日に開催した「特定疾患対策懇談会」で配布された資料。この日は「潰瘍性大腸炎」と「パーキンソン病」が希少性の要件(患者数が概ね5万人)を超えているとして、関連患者団体からヒアリングを行った。資料では、(1)平成18年度第1回特定疾患対策懇談会議事要旨(p3参照)(2)特定疾患治療研究事業の対象範囲見直しにかかる患者団体からの意見聴取(p4~p5参照)がまとめられている。また、参考資料とし・・・
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2006年09月07日(木)
保健師の分散配置に関する調査案を提示
- 厚生労働省が9月7日に開催した「市町村保健活動の再構築に関する検討会」で配布された資料。この日は、保健師が保健分野以外の施設で分散配置となっている現状を受けて、その活動体制に関する調査案が示された。人材育成の内容についても、現状を把握するため、平成18年10月に調査が行われる予定(p20~p23参照)。また、田尾委員(京都大学公共政策大学院経済学研究科・教授)や大橋委員(三重県健康福祉部健康福祉総務室・副室・・・
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2006年08月25日(金)
メタボリックシンドローム、リスクに基づき保健指導のレベルを決定
- 厚生労働省が8月25日に都道府県の担当者を集めて開催した「平成18年度生活習慣病対策等担当者会議」で配布された資料。資料では、(1)今後の生活習慣病対策について(p2~p32参照)(2)標準的な健診・保健指導プログラム(暫定版)概要(p33~p79参照)(3)栄養・食育施策(p80~p106参照)(4)健康運動指導士制度の見直し(p107~p133参照)―などについてまとめられている。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群・・・
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2006年08月25日(金)
平成19年度予算 概算要求の概要(健康局)《厚労省》
- 厚生労働省健康局が公表した「平成19年度予算概算要求の概要」。この資料は健康局の来年度予算の概算要求をまとめたもので、がん対策(p3~p7参照)や健康フロンティア戦略の推進(p8~p9参照)、感染症・疾病対策の推進(p10~p16参照)などについて、概算要求額およびその内容が示されている。健康局全体の概算要求額は3421億円で、そのうち「がん対策の総合的かつ計画的な推進」に303億円(p3参照)、「健康フロンテ・・・
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2006年08月24日(木)
がん診療拠点病院、44病院を新たに指定
- 厚生労働省が8月24日に公表した「がん診療連携拠点病院指定一覧表」。今回、新たに44病院をがん診療連携拠点病院に指定し、すでに指定済みの135病院を加え、合計で179病院となった。今年2月にまとまった新たながん指針では、都道府県ごとの「都道府県がん診療連携拠点病院」と、2次医療圏ごとの「地域がん診療連携拠点病院」を設置することになっている。今回、新規に指定を受けたのは、都道府県がん診療連携拠点病院が11病院と、・・・
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2006年08月22日(火)
感染症法に基づくエイズ患者・感染者情報(8/22)《厚労省》
- 厚生労働省が8月22日に公表した「感染症法に基づくエイズ患者・感染者情報」。平成18年3月27日~7月2日の間にHIV感染が発覚した者の数は248人であることが明らかになった。また、AIDS患者は106人であった(p1参照)。これで、平成18年7月2日現在の国内のHIV感染者は7838人となり、そのうちAIDS患者は3842人となった(p2参照)。その他、資料では、都道府県別の累積報告状況(p3参照)や、保健所等におけるHIV抗体検査・・・
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2006年08月10日(木)
たばこ対策関係省庁連絡会議(第2回 8/10)《厚労省》
- 厚生労働省が8月10日に開催した「たばこ対策関係省庁連絡会議」で配布された資料。この日は、受動喫煙に対する取り組みについて検討が行われた。受動喫煙防止策としては、鉄道やバスなどの公共交通機関の禁煙などの取り組みが行われてきた(p19~p20参照)。しかし、劇場や百貨店、金融機関などでは、受動喫煙防止対策状況の調査の予定がないことが明らかになっている(p21参照)。
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2006年08月09日(水)
平成18年度 特定疾患対策懇談会(第1回 8/9)《厚労省》
- 厚生労働省が8月9日に開催した「特定疾患対策懇談会」の初会合で配布された資料。この日は特定疾患対策の現状と課題について議論された。難治性疾患の対象となるには、有病率5万人以下であるという「希少性」が要件となっている。同懇談会では、平成14年の中間報告以来、「特定疾患の対象となった後で患者数が5万人を超えた疾患」について、引き続き特定疾患として取り扱うかどうかが残された課題となっていた(p2参照)。患者・・・
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2006年08月04日(金)
生活習慣病予防の健診・保健指導 人材育成のための研修会を開催
- 厚生労働省が8月4日に都道府県担当者や保険者、関係団体を集めて開催した研修会で配布された資料。同研修会は、2008年度からの生活習慣病予防の健診・保健指導の実施に向け、企画運営を行う人材を育成することを目的としている。資料では、(1)研修内容プログラム(p1参照)(2)医療制度改革における生活習慣病対策の意義(p3~p17参照)(3)保健指導の理念の転換(p19~p26参照)(4)健診・保健指導事業の進め方I・・・
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2006年07月28日(金)
がん診療連携拠点病院の指定に関する検討会(第1回 7/28)《厚労省》
- 厚生労働省が7月28日に開催した「がん診療連携拠点病院の指定に関する検討会」の初会合で配布された資料。同検討会は、がん医療水準の均てん化の実現に向け、地域がん拠点病院の機能の充実・強化や診療連携体制の確保などを推進することを目的に設置されたもの。資料では(1)がん診療連携拠点病院の整備(p5~p11参照)(2)がん診療連携拠点病院の指定に係る論点(p12参照)(3)推薦医療機関における指針充足状況等・・・
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2006年07月25日(火)
厚生科学審議会 地域保健健康増進栄養部会(第23回 7/25)《厚労省》
- 厚生労働省が7月25日に開催した厚生科学審議会の「地域保健健康増進栄養部会」で配布された資料。この日は、「健康づくりのための運動基準2006」と「健康づくりのための運動指針2006(エクササイズガイド2006)」が、同部会の下部組織である「運動所要量・運動指針の策定検討会」より報告された(p90~p160参照)。また、「標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会」で追加された項目が公表されている(p79~p89参照)。・・・
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