-
2011年11月28日(月)
[特定疾患] 小児慢性特定疾患、自己負担額の基準となる課税額算定を見直し
-
- 「新たな小児慢性特定疾患対策の確立について」の一部改正について(11/28付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 カテゴリ: 医療提供体制
小児の慢性疾患のうち、小児がんや慢性呼吸器疾患など11の疾患群に該当する疾病については、治療期間が長く、かつ医療費が高額であることから、国が医療費の自己負担分を一部補助し、あわせて当該疾病の治療研究を推進している(小児慢性特定疾患治療研究事業)(p4~p34参照)。
自己負担の補助については、生・・・
-
2011年11月18日(金)
[がん対策] 次期がん対策推進計画、地域連携や医療機関整備の骨子案示す
-
厚生労働省が11月21日に開催した、がん対策推進協議会で配付された資料。この日は、厚労省当局から平成24年度からの次期がん対策推進基本計画の骨子案が示され、これに基づいて意見交換したほか、がん予防・がん検診、がん対策指標についても議論を行った。
今回示された骨子案では、全体の構成の一部についてのみ記載されている。具体的には、(1)緩和ケア(2)地域連携と在宅医療(3)医療機関の整備等(4)相談支援・情報・・・
-
2011年09月29日(木)
[24年度予算] 新対策のスタートに向け、がん関連予算拡充 厚労省健康局
-
厚生労働省の健康局は9月29日に、平成24年度予算概算要求の概要(所管分)を公表した。厚労省会計課が公表した概算要求の一部に関する詳細版に当たる。
健康局が実施する24年度施策のうち、主要事項に掲げられているのは(1)新型インフル等感染症対策(p4参照)(2)肝炎対策(p5~p7参照)(3)がん対策(p8~p12参照)(4)難病対策(p13~p14参照)(5)移植対策(p15参照)(6)生活習慣病対策・・・
-
2011年09月29日(木)
[24年度予算] 在宅医療の推進に大きく舵を切った24年度予算概算要求
-
厚生労働省は9月29日に、平成24年度予算概算要求の概要を公表した。一般会計の要求額は29兆5882億円で、23年度当初予算に比べて1兆2114億円、4.3%の増額となっている(p2参照)。このうち、年金・医療等に係る経費は28兆3512億円で、23年度当初予算比で1兆1559億円、4.3%の増額。また、東日本大震災からの復旧・復興経費(2209億円)やB型肝炎の給付金支給経費(金額未定の事項要求)は、これらとは別枠で要求される。
医・・・
-
2011年08月25日(木)
[がん対策] 小児がん治療の拠点病院整備費等、24年度のがん対策予算増額を
-
厚生労働省が8月25日に開催した、がん対策推進協議会で配付された資料。この日は、厚労省から平成24年度予算要求に向けた意見書案が示され、これに基づいた議論を行った。
意見書案では、まず「がん対策予算の増額」を強く求めている。そのうえで、「新規に要望すべき事項」と「既定予算の充実強化を求めるべき事項」について、詳細にまとめている。
新規要望事項では、たとえば(1)化学療法を予定している乳がん患者を対象・・・
-
2011年07月27日(水)
[がん医療] 平成24年度予算要求、がん対策について意見交換
-
厚生労働省が7月27日に開催した、がん対策推進協議会で配付された資料。この日は、がん対策予算等について意見交換を行った。
資料には、平成24年度予算要求等に係る各委員の意見一覧が掲載されている。まず、がん対策全般については、弾力的な予算措置をもとにがん対策予算の増額を求める意見があった。また、人材育成については、放射線療法に関わる放射線治療医や診療放射線技師、化学療法に関わる薬物療法専門医、がん治療・・・
-
2011年07月26日(火)
[がん対策] 小児がん情報センターを創設し、小児がん医療の実態把握を
-
厚生労働省が7月26日に開催した、がん対策推進協議会の小児がん専門委員会で配付された資料。この日は、小児がん対策について、更なる議論を深めた。
具体的には、(1)小児がん医療の現状(2)小児がんにおける患者、家族支援(3)小児がん登録体制(4)小児がんにおける難治がん対策と研究体制(5)小児がん医療における研修・教育体制―などについて意見を出し合っている。(2)の小児がんにおける患者、家族支援では、小児・・・
-
2011年07月13日(水)
[がん対策] 臨床試験推進する中核施設を整備し、難治性小児がんへ対応を
-
厚生労働省が7月13日に開催した、がん対策推進協議会の小児がん専門委員会で配付された資料。この日は、小児がんにおける難治がん、研究、教育・研修等について集中審議を行った。
資料では、難治がん、研究、教育・研修等についての委員の意見を一覧にした表が示されている(p29~p31参照)。
まず、難治がん対策としては、現在の患者への対応とともに、新たな診断・治療に向けた将来的な対応の両側面がまとめられている・・・
-
2011年06月29日(水)
[がん対策] 小児がん患者の長期フォローアップで集中審議
-
厚生労働省が6月29日に開催した、がん対策推進協議会の小児がん専門委員会で配付された資料。この日は、小児がんの患者支援、長期フォローアップ等の集中審議を行った。
資料では、各委員から提起された患者支援・長期フォローアップに関する問題点が改めて整理されている(p7~p45参照)。たとえば、天野委員は「患者・家族への心理社会的支援」や「復学時の就学支援」など幅広く問題点を指摘するとともに、対応案をまとめ・・・
-
2011年06月08日(水)
[がん対策] 小児がん患者、治療終了後も長期的なフォローアップが必要
-
厚生労働省が6月8日に開催した、がん対策推進協議会の小児がん専門委員会で配付された資料。この日は、小児がんの患者支援や長期フォローアップについて、小児医療の専門家から意見を聴取した。
聖路加国際病院小児科の石田医長は、小児がん経験者の多くが心理的問題を抱えており、包括的な長期フォローが必要である、と指摘。そのために、治療終了者と現治療者をグループ化した大規模な研究(コホート研究)を進めて医学的エ・・・
-
2011年05月25日(水)
[がん医療] 平成23年冬に第2期のがん対策基本計画案を作成する予定
-
厚生労働省が5月25日に開催した、がん対策推進協議会で配付された資料。この日は、協議会の今後の進め方について議論した。
がん対策については、概ね5年を1期とする「がん対策推進基本計画」に基づいて進めることとなっている。平成24年度から第2期の基本計画がスタートするため、協議会で基本計画の見直し論議が進められている。平成22年6月には、協議会が中間報告を行い、その後、緩和ケア・小児がん・がん研究の3分野につ・・・
-
2011年03月02日(水)
[医学研究] 各省庁のライフサイエンス研究事業の成果と課題を整理
-
内閣府が3月2日に開催した、総合科学技術会議・基本政策専門調査会のライフサイエンスプロジェクトチームで配付された資料。この日は、平成18~22年度におけるライフサイエンス分野の推進戦略について、総括的フォローアップ案が事務当局より示されている。これは、各省庁が推進しているライフサイエンス分野関係事業費と、実績等をまとめたもの。
このうち、疾病の予防・治療・診断については、文部科学省による「個人の遺伝・・・
-
2011年02月09日(水)
[がん対策] 小児がんへの社会的無理解に対し、情報提供や啓発が必要
-
厚生労働省がこのほど開催した、がん対策推進協議会の小児がん専門委員会で配付された資料。この日は、参考人から提出された意見をもとに、今後の課題が整理された。
参考人からは、小児がん緩和ケアのシステム(p4~p13参照)や、医療における子どもの権利等(p14~p20参照)などの現状と課題が報告された。小児と成人におけるがんでは、疾病構造や薬物の使い方、患者の絶対数が少ないこと、倫理的問題への対処等から、異・・・
-
2011年01月28日(金)
[がん対策] がん診療連携拠点病院等の役割、厚労省が素案示す
-
厚生労働省が1月28日に開催した、がん対策推進協議会で配付された資料。この日は、前回に引き続き、がん診療連携拠点病院についての集中審議を行った。
前回の集中審議では、がん診療連携拠点病院の役割や要件等について、(1)専門的な診療(粒子線治療、小児がん医療、一部手術等)は集約化、緩和ケアや一般的な放射線治療は均てん化の方向で検討してはどうか(2)医師不足が進行しているため、手術についても、集約化を検討・・・
-
2011年01月11日(火)
[がん対策] 小児がん対策における今後の課題を提示 厚労省
-
厚生労働省が1月11日に開催した、がん対策推進協議会「小児がん専門委員会議」の初会合で配付された資料。この専門委員会は、新たながん対策推進基本計画の策定に向けて設置されたもの。この日は、委員から提出された意見をもとに、今後の課題が整理された。
委員からは、(1)患児および家族への支援(2)小児がん診療を行う専門施設(3)小児がん登録(4)医療費の助成制度(5)新薬・治験の推進―などの課題と対応策が示さた・・・
-
2010年10月06日(水)
[がん対策] がん対策推進協議会に専門委設け、新たながん研究体系を検討
-
厚生労働省が10月6日に開催した、がん対策推進協議会で配付された資料。この日は、がん対策推進基本計画の変更に関して議論を行ったほか、平成23年度のがん関連予算要求などについて厚労省当局から報告を受けた。
がん対策推進基本計画は、医学・医療の進展を勘案し、少なくとも5年ごとに変更しなければならない。現在、平成19~23年度の5年間を対象とした計画が遂行されており、24年6月までに必要な変更を行うこととされてい・・・
-
2010年06月25日(金)
[高度医療] 原発性ALアミロイドーシスに対する併用化学療法など2技術を評価
-
厚生労働省が6月25日に開催した、高度医療評価会議で配付された資料。この日は、新規申請技術の評価結果が報告された。
6月受付分の高度医療は、(1)原発性ALアミロイドーシスに対するボルテゾミブ・メルファランを用いた併用療法(2)再発小児固形腫瘍に対する塩酸ノギテカン(トポテカン)を用いた化学療法―の2つであった(p6参照)。
(1)は、厚労省特定疾患に指定される難病である原発性ALアミロイドーシスに対す・・・
-
2009年09月10日(木)
[先進医療] 小児がんへのFDG-PET検査が適 7月受付分
-
厚生労働省が9月10日に開催した、先進医療専門家会議で配付された資料。この日は、平成21年7月受付分の先進医療の科学的評価および8月受付分の先進医療の届出状況が公表された。また、先進医療の保険導入および施設基準の見直しに係る検討方法についても議論された。
資料によると、7月受付分の先進医療の新規届出は3件で、このうち小児期悪性腫瘍に対するFDG-PET検査(神経芽腫、軟部肉腫、胚細胞性腫瘍、腎芽腫に限る)が、・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。