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ヒアリング資料2 全国自立生活センター協議会 (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34476.html |
出典情報 | 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第32回 7/31)《厚生労働省》 |
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
障害者の子育て支援の見直し、社会で育てる視点に
視点2
視点3
令和3年7月12日の事務連絡を周知徹底し、居宅介護(家事援助)等の運用については、十分に配慮してください。また社会モデルの
発想で支給決定の仕組みを見直してください。また子育て支援は、家事援助の単価では、派遣できる事業所が少なく、他法に合わせ子
育て支援加算を新設してください。
当会に寄せられた相談には、「普段は、家事援助等で介助を利用しているが、育児の支援も必要になり、時間数を増やしてほしいと交
渉したが認められなかった。また車いすのため育児をしながら外出ができず、移動支援を求めたが認められなかった。」とあある。
• 令和3年7月12日 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課事務連絡
• 「障害者総合支援法上の居宅介護(家事援助)等の業務に含まれる『育児支援』の取扱いについて」
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/258285.pdf
ピアサポート加算の活用推進
視点2
ピアサポート加算が始まり、基礎研修・専門研修が地域で実施され、地域に浸透し始めてきています。現在、ピアサポーターの存在は、
様々な分野で良い効果を生んでいます。当然、今後は、意思決定支援会議等にも欠かせない存在になることを想定します。当会として
は、ピアサポーターをもっと評価すべきであると考えます。
千葉大学の舘祥平氏(2017-2019)によると、「30~50歳代の男女計11名のピアサポーターを対象に、生活実態、健康状態、QOLについ
て」調査をされました。その結果、「GHQ-28は、身体的症状は、 平均2.0点、 不安と不眠は平均2.4点、 社会的活動障害は 0.9点 うつ傾
向は平均 0.9点であった。 各項目とも健康上に何等かの問題ありと認められる者はなかった。」「SF-36の下位尺度の全体的健康感に
ついて、国民標準値50点との比較を行い、平均48.1点であった。」聞き取り調査では、「ピアサポート活動に伴う受診行動や食行動など
の生活上に困難な状況はなく、 ピアサポート活動実施 による自己肯定感の獲得と継続するために自身で生活調整を実施している実態
が得られた。[課題番号:17K17498「精神障害者の地域移行・地域定着を担うピアサポーターの地域生活に関する調査」]」とあり、支援
活動を行うことで、一定のストレスにより、国民平均から多少影響を受けてものと推察され、就労を継続するためには、フォローアップが
必要と思われます。
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障害者の子育て支援の見直し、社会で育てる視点に
視点2
視点3
令和3年7月12日の事務連絡を周知徹底し、居宅介護(家事援助)等の運用については、十分に配慮してください。また社会モデルの
発想で支給決定の仕組みを見直してください。また子育て支援は、家事援助の単価では、派遣できる事業所が少なく、他法に合わせ子
育て支援加算を新設してください。
当会に寄せられた相談には、「普段は、家事援助等で介助を利用しているが、育児の支援も必要になり、時間数を増やしてほしいと交
渉したが認められなかった。また車いすのため育児をしながら外出ができず、移動支援を求めたが認められなかった。」とあある。
• 令和3年7月12日 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課事務連絡
• 「障害者総合支援法上の居宅介護(家事援助)等の業務に含まれる『育児支援』の取扱いについて」
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/258285.pdf
ピアサポート加算の活用推進
視点2
ピアサポート加算が始まり、基礎研修・専門研修が地域で実施され、地域に浸透し始めてきています。現在、ピアサポーターの存在は、
様々な分野で良い効果を生んでいます。当然、今後は、意思決定支援会議等にも欠かせない存在になることを想定します。当会として
は、ピアサポーターをもっと評価すべきであると考えます。
千葉大学の舘祥平氏(2017-2019)によると、「30~50歳代の男女計11名のピアサポーターを対象に、生活実態、健康状態、QOLについ
て」調査をされました。その結果、「GHQ-28は、身体的症状は、 平均2.0点、 不安と不眠は平均2.4点、 社会的活動障害は 0.9点 うつ傾
向は平均 0.9点であった。 各項目とも健康上に何等かの問題ありと認められる者はなかった。」「SF-36の下位尺度の全体的健康感に
ついて、国民標準値50点との比較を行い、平均48.1点であった。」聞き取り調査では、「ピアサポート活動に伴う受診行動や食行動など
の生活上に困難な状況はなく、 ピアサポート活動実施 による自己肯定感の獲得と継続するために自身で生活調整を実施している実態
が得られた。[課題番号:17K17498「精神障害者の地域移行・地域定着を担うピアサポーターの地域生活に関する調査」]」とあり、支援
活動を行うことで、一定のストレスにより、国民平均から多少影響を受けてものと推察され、就労を継続するためには、フォローアップが
必要と思われます。
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