よむ、つかう、まなぶ。
【資料9】全国リハビリテーション医療関連団体協議会[5.3MB] (25 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35427.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第226回 10/2)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(4)1.リハビリテーション計画書における訓練実施時間等の追加
要 望
リハビリテーション計画書において、目標に応じたサービス提供の時間に加えて、訓練内容毎における実施予定時間の記載を追加してはどうか。
あわせて、居宅における離床時間を記載してはどうか。
要望理由・課題
⚫ 現行のリハビリテーション計画書には目標に応じたサービス提供の時間ならびに具体的支援内容としてリハビリテーション専門職が個別に関わる訓練内容を記載すること
になっているが、訓練内容毎の実施時間を記載する項目はない。また、基本動作の自立度を記載することになっているが、離床時間の記載は求められていない。
⚫ 訪問リハビリテーションにおいては、「ADL練習(移乗・移動)/セルフケア)」「IADL練習」に多くの時間を要した場合ADL・IADL・LSAが有意に改善している。一
方で、「機能訓練」「基本動作練習」に多くの時間を要した場合は改善しにくい傾向がある。
⚫ さらに、居宅における離床時間が3時間以上の場合は、IADL・LSAが有意に改善している。
⚫ リハビリテーション計画書に訓練内容毎の実施予定時間や居宅における離床時間を記入することで、より効果的なリハビリテーションを提供する一助になるのではないか。
ADL練習(移乗・移動(バランス練習を含む)/セルフケア)
+IADL練習の実施時間別における各評価の利得点数
(平均値)
※訪問リハビリテーション
30分未満
全体
ADL
IADL
LSA
30分以上
n
平均
n
平均
469
2.61
73
7.33
居宅における離床時間による
開始後6ヶ月での各指標の利得の違い
機能訓練+基本動作練習の
実施時間別における各評価の利得点数(平均値)
※訪問リハビリテーション
30分未満
p値
全体
<.05
30分以上
n
平均
n
平均
370
3.16
340
3.09
3
2.5
102
-0.10
23
4.35
ns
要支援
76
1.38
89
0.51
ns
364
3.54
48
8.75
<.05
要介護
290
3.67
263
3.99
ns
全体
464
1.73
72
6.78
<.05
全体
370
2.85
333
1.97
<.05
要支援
101
0.88
23
5.87
<.05
要支援
75
2.65
90
1.13
ns
要介護
360
1.98
48
7.17
<.05
要介護
291
2.85
256
2.20
ns
全体
377
4.27
55
17.20
<.05
全体
299
7.36
261
5.20
ns
要支援
68
4.07
19
15.03
<.05
要支援
54
9.90
65
3.58
<.05
要介護
306
4.32
35
18.24
<.05
IADL
LSA
要介護
241
6.59
206
5.85
ns
8
p<.05
7
6
ns
要介護
ADL
p<.05
p値
要支援
LSA利得平均値
FAI利得平均値
※訪問リハビリテーション
2
5
4
1.5
3
1
2
0.5
1
0
0
3時間未満 3時間以上
3時間未満 3時間以上
(n=132)
(n=113)
(n=664)
(n=524)
令和4年度 老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業「生活期リハビリテーションにおける適切な評価の在り方に関する調査研究事業」より作成
要 望
リハビリテーション計画書において、目標に応じたサービス提供の時間に加えて、訓練内容毎における実施予定時間の記載を追加してはどうか。
あわせて、居宅における離床時間を記載してはどうか。
要望理由・課題
⚫ 現行のリハビリテーション計画書には目標に応じたサービス提供の時間ならびに具体的支援内容としてリハビリテーション専門職が個別に関わる訓練内容を記載すること
になっているが、訓練内容毎の実施時間を記載する項目はない。また、基本動作の自立度を記載することになっているが、離床時間の記載は求められていない。
⚫ 訪問リハビリテーションにおいては、「ADL練習(移乗・移動)/セルフケア)」「IADL練習」に多くの時間を要した場合ADL・IADL・LSAが有意に改善している。一
方で、「機能訓練」「基本動作練習」に多くの時間を要した場合は改善しにくい傾向がある。
⚫ さらに、居宅における離床時間が3時間以上の場合は、IADL・LSAが有意に改善している。
⚫ リハビリテーション計画書に訓練内容毎の実施予定時間や居宅における離床時間を記入することで、より効果的なリハビリテーションを提供する一助になるのではないか。
ADL練習(移乗・移動(バランス練習を含む)/セルフケア)
+IADL練習の実施時間別における各評価の利得点数
(平均値)
※訪問リハビリテーション
30分未満
全体
ADL
IADL
LSA
30分以上
n
平均
n
平均
469
2.61
73
7.33
居宅における離床時間による
開始後6ヶ月での各指標の利得の違い
機能訓練+基本動作練習の
実施時間別における各評価の利得点数(平均値)
※訪問リハビリテーション
30分未満
p値
全体
<.05
30分以上
n
平均
n
平均
370
3.16
340
3.09
3
2.5
102
-0.10
23
4.35
ns
要支援
76
1.38
89
0.51
ns
364
3.54
48
8.75
<.05
要介護
290
3.67
263
3.99
ns
全体
464
1.73
72
6.78
<.05
全体
370
2.85
333
1.97
<.05
要支援
101
0.88
23
5.87
<.05
要支援
75
2.65
90
1.13
ns
要介護
360
1.98
48
7.17
<.05
要介護
291
2.85
256
2.20
ns
全体
377
4.27
55
17.20
<.05
全体
299
7.36
261
5.20
ns
要支援
68
4.07
19
15.03
<.05
要支援
54
9.90
65
3.58
<.05
要介護
306
4.32
35
18.24
<.05
IADL
LSA
要介護
241
6.59
206
5.85
ns
8
p<.05
7
6
ns
要介護
ADL
p<.05
p値
要支援
LSA利得平均値
FAI利得平均値
※訪問リハビリテーション
2
5
4
1.5
3
1
2
0.5
1
0
0
3時間未満 3時間以上
3時間未満 3時間以上
(n=132)
(n=113)
(n=664)
(n=524)
令和4年度 老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業「生活期リハビリテーションにおける適切な評価の在り方に関する調査研究事業」より作成