よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料7_難病領域の全ゲノム解析等説明文書(案) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35569.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第17回 10/3)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

【患者・代諾者】難病の全ゲノム解析等実行計画 説明文書・同意書・同意撤回書・意思変更申出書
第1.6 版

の判断を受けて、廃棄あるいは適切な機関に移管されることとなります。なお、この事業
は、当面の間は研究代表機関において実施されますが、令和7年度以降を目途に新たな
「事業実施組織」が創設され、この事業で得た情報を移管することを想定しています。事
業実施組織移管後は、事業実施組織が「8. あなたから提供いただいた情報の利活用」に
ある第三者提供などを担う予定です。



この事業で得られたあなたの試料や情報を研究代表機関から新たな事業実施組織に
移管する場合には、あなたに不利益が生じることがないよう、研究倫理指針に従い倫
理審査委員会で審査がなされます。

13.

この事業への参加に伴う利益や不利益、費用負担・謝礼

13-1. この事業への参加に伴う利益や不利益
予想される利益


あなたの診療や健康管理につながる可能性
診断がついていない場合、あなたの病気の原因となっている遺伝子が明らかになるこ
とで、病気が特定されることや、より詳しい特徴が分かる可能性があります。また、あ
なたが現在かかっている病気以外に、あなたやあなたの血縁者の健康管理の参考になる
情報が見つかる可能性が考えられます。
また、この事業では、全ゲノム解析等を用いて網羅的にゲノムの解析を行います。ま
た、特に患者数が少ない病気は、国内だけでなく国際的な枠組みでデータを共有する環
境を整備します。これにより、これまでの遺伝学的検査などでは診断がつかなかった患
者さんの、早期診断や治療につながる可能性があります。



民間企業による創薬・研究開発の促進
この事業では、医療機関・研究機関だけでなく、国内外の医薬品や医療機器等の研究
開発を行う民間企業や、大規模なデータを取り扱う民間企業のデータ利活用を促進しま

15