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総-4○診療報酬基本問題小委員会からの報告について (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00220.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第561回 10/27)《厚生労働省》
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ある一方、2%の医療機関で 20%以上であり、P/F 比 400 以上の割合が大きい医療機関


が一部みられた。
「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」又はそれに準ずる状態であって傷病名が呼吸不全
の患者においては、P/F 比が低いほど死亡率が高かったが、P/F 比が 400 以上の場合で
も死亡率が 17~24%と高かった。

(5)「広範囲熱傷、顔面熱傷又は気道熱傷」
 「広範囲熱傷、顔面熱傷又は気道熱傷」により救急医療管理加算を算定する患者におい
ては、Burn Index 0 の割合が加算1で 42.5%、加算2で 70.9%であり、いずれも増加
していた。
(6)救急医療管理加算1及び救急医療管理加算2の選択について
 JCSやNYHA分類等の重症度分類が転帰と相関する傾向にあるものの、こうした重
症度に関わらず加算1又は加算2が選択されている場合があると考えられることを踏
まえ、加算1を算定する場合と加算2を算定する場合の基準を重症度分類に基づき明確
化すべきではないかとの指摘があった。一方で、入院時の重症度分類が軽度であっても
その後重篤な状態になる患者も存在するため、基準を設けるべきではないのではないか
との指摘や、基準を設ける必要はあるもののJCSやNYHA分類のみではなく病態を
的確に把握できる指標を用いることが必要ではないかとの指摘があった。また、請求審
査の観点からレセプト上で、患者の状態が加算1あるいは加算2に該当するのか、判断
できる制度であるべきとの指摘もあった。
(7)「その他の重症な状態」の患者
 令和4年度に救急医療管理加算2を算定した患者のうち、「その他の重症な状態」の患
者で多い傷病名は以下のとおりであり、これらの疾患により重篤な状態であれば、「意
識障害又は昏睡」、「救急手術、緊急カテーテル治療・検査又は t-PA 両方を必要とする
状態」、
「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」、
「ショック」等、算定対象である他の状態
に該当すると考えられる傷病が多くを占めていた。
 「その他の重症な状態」で救急医療管理加算を算定する患者は、重篤な状態であれば他
の状態に該当すると考えられるため、「その他の重症な状態」は分類として不要ではな
いかとの指摘があった。
13-5.短期滞在手術等基本料について




(別添資料⑤ P154~P170)
短期滞在手術等基本料1については、令和4年度診療報酬改定において、評価の見直し
等を行うとともに、短期滞在手術等基本料3の対象手術等のうち、入院外での実施割合
の高いものを対象手術等に追加した。
短期滞在手術等基本料1の算定回数は令和4年度診療報酬改定を経て増加しているが、
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