介護保険法に基づく施設・事業所の指定取消等処分の件数（人格尊重義務違反）
〇 介護保険法に基づく施設・事業所において、適正な手続きを経ていない身体的拘束等を
含む不正によって、人格尊重義務違反により指定取消等の処分に至っている施設・事業所
が一定数ある。
年度

令和元年度

令和２年度

令和３年度

件数

14

12

15

処分

取消(4)
一部停止(10)

取消(3)
一部停止(9)

取消(1)
全部停止(3)
一部停止(11)

種別

訪問介護(3)
居宅介護支援(2)
通所介護(1)
通所リハ(1)
介護予防通所リハ(1)
訪問看護(1)
介護予防訪問看護(1)
認知症対応型共同生活介護(2)
介護老人福祉施設(2)

訪問介護(3)
居宅介護支援(1)
短期入所生活介護(1)
認知症対応型共同生活介護(4)
介護老人福祉施設(2)
地域密着型介護老人福祉施設(1)

訪問介護(2)
短期入所生活介護(2)
介護予防短期入所生活介護(1)
認知症対応型共同生活介護(4)
介護予防認知症対応型共同生活
介護(2)
介護老人福祉施設(2)
地域密着型通所介護(1)
小規模多機能型居宅介護(1)

主な
不正の
概要

･四肢の固定等過剰な身体拘束、利
用者の行動制限、ドアに外側から
チェーン錠をかけた
･転落後3時間放置し救急対応を行
わず
･お金の搾取
･他の入居者の薬を飲ませた 等

･居室外側から施錠、玄関ドアに外鍵、 ･居室外側から施錠、冊で囲む、つな
つなぎ服、ミトン、帯紐やズボンの
ぎ服、ミトン、抑制ベルト等の身体
紐でベット冊に結びつける等の身体
拘束
拘束
･サービスを提供せず、遺体を遺棄
･入所者の頭を叩く
･飲食物に下剤を混入させ、下痢症状
･多額の前払金を受領
を発症させた
･主食とおかずを混ぜて食べさせる
･身体に落書きをした
等
･利用者を床に寝かせ、胸をつかみ、
裸の写真を撮り、職員間で共有した
等

17
※「法令違反の概要」には、人格尊重義務違反以外の概要も含まれる
※自治体からの報告等を踏まえて作成