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○調剤(その3)について 総-2 (63 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00227.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第568回 11/29)《厚生労働省》
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リスク管理計画(RMP)に基づく患者向け情報資材の効果
○ 抗インフルエンザ薬のRMPに基づく患者向け情報資材を活用した効果を調査したところ、読んだ全員が「よ
く理解できた」又は「理解できた」と回答し、服用中の対策を取った保護者が多くなっており、情報資材の活用
が安全性を確保する行動につながっている。
■ 調査概要
• インターネット調査により、その配布(受領)、内容の理解、
安全対策の実施等の状況を評価
• 実施時期: 2019年2月22日~26日
• 対象: 同居している未成年の子供がインフルエンザに罹患し
抗インフルエンザ薬のゾフルーザを処方された保護者
• 715名を対象に本調査を実施し、423名の回答を取得

■ 情報資材を「読んだ」と回答した保護者
における理解度※1(n=168)
※1 抗インフルエンザウイルス薬を服用後に、 異
常行動などの精神・神経症状が起こる可能性があ
るため、小児・未成年者に対してすべきことについ
て、どの程度理解できたか

よく理解できた

33.9%
理解できた
66.1%

あまり理解できなかった 0%
全く理解できなかった 0%

■ RMPに基づく情報資材(1枚目)

■ 情報資材の受領の有無別の対策※2をとらなかった保護者の割合(n=423)
※2 子供がゾフルーザを服用後、少なくとも2日間は子供が一人にならないようにするとともに、
子供が容易に住居外に飛び出さないための対策
資材を受け取った保護者では、対策
をとらなかった割合が減っている
受け取った

14.1%

(n=191)

受け取っていない

27.8%

(n=144)

わからない/覚えていない

29.5%

(n=88)

■ 情報資材の理解度別の対策をとらなかった保護者の割合(n=168)
よく理解できた
(n=57)

資材の理解度が高い保護者の方が、対
策をとらなかった割合が減っている

8.8%

理解できた

(n=111)

出典:.成川衛ら、レギュラトリーサイエンス学会誌 2020; 10(3): 87-98.より医薬局医薬安全対策課にて作成

15.3%

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