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資料1 これまでの主なご意見 (6 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai16/gijisidai.html
出典情報 全世代型社会保障構築会議(第16回 11/30)《内閣官房》
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これまでの主なご意見⑥
(2)医療・介護制度等の改革
 医療については、人口構造、高齢化の進展と、医療技術の著しい進展を踏まえて医療保険制度をいかに持続可能な
ものとしていくかが重要。医療支出、医療保険制度の持続可能性について、より良質で効率的な医療という観点か
ら、かかりつけ医の機能の強化や、医療DXの推進、病床機能の分化といった方向性の改革を進めていくべき。
 2040年までの高齢者の増加により増大する医療と介護に対するニーズに対して、供給体制が十分に確立しているの
かが課題。一方で労働力人口は減少していき医療、介護はもちろん社会全体で人手不足になる。今回のコロナ禍で
出てきたような医療体制の綻びみたいなことを繰り返すというのは許されない。
 高齢者の人口増によるものもあるが、医療の高度化問題は避けられず、医療のイノベーション等によって費用自体
が増えていくという側面はかなり大きいのではないか。
 人材確保、ロボット化やICTの活用など、引き続き生産性向上に向けた取組みを加速化させることに加え、医療、介
護、福祉各分野において、1人が複数の分野の専門的知識を習得できるような工夫、複数分野の資格の取得も促し、
中高年の参加の促進などの検討を早急に進めるべき。
 2040年までの労働人口で支える高齢者の人口の比率が間違いなく拡大していく間、保険の財政的な維持可能性が問
われる。単に若年層と、高齢者層との対立ではなく、むしろ世代内での再配分を進めていく必要があるのではない
か。
 財政の持続可能性やサービスの供給体制を維持していくために、高齢者の負担の上限額の引上げを医療・介護でも
う少し入れ込み世代内の再配分を進めつつ、医療費・介護費の増分を若年層と高齢者層の間で同じように負担する
改正を行う必要があるのではないか。

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