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資料1 これまでの主なご意見 (9 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai16/gijisidai.html
出典情報 全世代型社会保障構築会議(第16回 11/30)《内閣官房》
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これまでの主なご意見⑨
(2)医療・介護制度等の改革
【生産性の向上、効率的なサービスの提供、質の向上】(続き)
 開業の形態自体にある種の政策的な方向性がないと、かかりつけ医機能でも報告をして終わりになってしまうので
はないか。
 最近の研究では、ロックダウンのときに、グループで診療していた方がより迅速に情報共有をして、慢性期の疾患
のケアに当たったという報告もなされている。危機時の対応としてもグループで診療することは非常に効率がいい
もので促進するに値する。
 かかりつけ医制度、地域医療構想も重要であるが、入院医療費の更なる包括化など、さらに踏み込んだ議論をして
いく必要。
 医療提供体制は効率的で質の高い制度にしていくという視点が重要。
 医療や介護の需要は、2043年に高齢者数がピークを迎えた後もまだまだ増えていく可能性がある。これに見合った
人的リソースが用意できるかというのが最大の問題。機能分化、タスクシフト、ICT活用などに積極的に取り組
む必要がある。
 リフィル処方箋が数パーセントしか活用されていない。薬剤師の権限をもっと強化し、できるだけリフィル処方箋
を薬剤師の判断で使えるようにするのも大事な規制緩和ではないか。
 思い切った効率化だとか、タスクシフト、タスクシェアリングに積極的に取り組んでいるところを応援すべき。政
府が現状維持するための補助金ではなく、介護分野でのDXの活用事例の横展開や、ナレッジシェアをしっかりと進
めるべき。
 人手不足の中で、全世代型社会保障を制度として持続可能にしていくために人手をDXでどうカバーするかという問
題。AIがロボットと結びついて、短期的に効率化する視点と、中長期的に本当の意味での人と協働するAIロボット
の活用は、タスクシフト・タスクシェアという意味で必要ではないか。看護師や薬剤師など医師以外と医師の役割
分担等について、規制緩和ともセットで考えていく必要があるのではないか。
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