第147回医療保険部会資料(全体版) (47 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22453.html |
出典情報 | 社会保障審議会 医療保険部会(第147回 12/1)《厚生労働省》 |
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構築)
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新型コロナウイルス対策について今後も配慮していくのは重要。医療の関係者がある
意味非常に犠牲を払っている状況を診療報酬等でも支えていかなければならない。
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この9月いっぱいで診療報酬上の特例が廃止になったが、医療機関としては今後も継
続して負荷のかかった状態の診療が続くと考えている。今回の改定においても、こうい
ったパンデミックに対応できる診療報酬体系を十分に配慮しながらつくっていただき
たい。
・
医療提供体制の構築というところで止まるのではなく、この文言に続けて、効果的な
入院医療体制の強化とか、あるいは安全・安心で効率的な外来医療体制の構築といった
文言も書き加えていただければと思う。
・
地域における公立・公的病院が果たした役割は、今回の新型コロナ対策の中で非常に
大きいものだった。統廃合も含めて議論があった公立・公的病院の意義は、見直されな
ければいけない状況になってきていると思う。感染症対策など、医療の危機管理をやっ
ていけるだけのものを埋め込んだ形で報酬など諸制度が組み込まれていかなければな
らないと思う。
(健康寿命の延伸、人生100年時代に向けた「全世代型社会保障」の実現)
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全世代型社会保障とは何か明確なものがなく、何を実現するかがよく分からない。全
世代型社会保障の実現という言葉にここに挙げられていることがほとんど包括的に含
まれてしまっているような状況で、構成的に若干変な形になってしまっているのではな
いかと危惧する。
(社会保障制度の安定性・持続可能性の確保、経済・財政との調和)
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経済・財政との調和は非常に気がかりなところ。これは医療制度を超えて国全体の経
済情勢や所得分配に関わる重要な課題。
(その他)
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診療報酬は診療の対価であるという大原則を、何らかの形で書くべきだろうと思う。
・
医療体制の構築は地域によっていろいろ変わるので、地域というものを尊重するよう
な文言が欲しい。
・ 地域によって様々なアプローチの差がある。そういう中で新型コロナと対峙している。
今後の検討の視点の中に加えていただければと思う。
・
新型コロナ禍で疲弊する医療現場からは、働きに見合った処遇を求める声を聴いてい
る。基本方針に盛り込む必要があるのではないかと考える。
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