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資料(Ⅰ)看護課 (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38529.html
出典情報 令和5年度全国医政関係主管課長会議(3/29)《厚生労働省》
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危機管理における看護マネジメント研修ガイドライン作成等事業
背景・事業目的

令和5年度要求額(令和4年度予算額)6.7百万円(11百万円)



今般の新型コロナウイルス感染症対策において、医療機関、訪問看護ステーション、施設等における新型コロナウイルス感染症対応のため
の看護職員確保、感染管理を考慮した看護配置の検討、患者・職員の心身の安全管理等、看護管理者が非常に重要な役割を果たしてきた。



令和2年度厚生労働科学研究(特別研究)「新型コロナウイルス感染症に対応する看護職員の確保及び最適なマネジメント検討に向けた実
態調査研究」において、新型コロナウイルス感染症対応に係る看護管理者の役割等についての調査を行い、令和3年度には当該研究結果を
活用して看護管理者向けの新型コロナウイルス感染症対応看護マネジメント研修を実施した。



看護管理者向けの研修は、感染症患者受け入れの準備、院内外のリソースの活用、人的資源の再配分等、新型コロナウイルス感染症に限ら
ず、新興感染症や災害等の有事の際の危機管理として同様に役立つ内容を含んでいる。限られた看護人材を有効に活用し、地域の医療提供
体制を維持することは看護管理者にとって不可欠な能力であることから、今後も引き続き看護マネジメント能力の向上を目的とした研修を
各都道府県において実施することができるよう、研修開催のためのガイドライン等作成を行うことを目的とする。

事業概要
看護管理者向けの「危機管理における看護マネジメント能力向上研修」が各都道府県において実施可能なものとなるように、研修開
催のためのガイドライン及びコンテンツを作成し、その検証を行う。
① 研修ガイドラインの作成・更新
各都道府県において「危機管理における看護マネジメント
能力向上研修」を実施できるよう、研修開催に係るガイド
ラインを作成し、試行後に更新を行う。

「危機管理における看護マネジメント能力向上研修」の概要

② 研修で活用可能なコンテンツの作成
各都道府県で実施する研修において活用可能な動画やテキ
スト等のコンテンツを作成する。

◆対象
医療機関、訪問看護ステーション、施設等における看護管理者

③ 研修ガイドライン及びコンテンツの検証・改善
①及び②で作成したガイドライン及びコンテンツを用いて
研修を開催し、内容の検証と必要に応じて改善を行う。

◆目的
新型コロナウイルス感染症対応を始め、新興感染症や災害等に対応するため
に必要な看護マネジメント能力の向上

◆内容
・組織において必要な看護職員確保策 ・人的資源の再配分
・患者受け入れに向けた組織内の準備 ・組織内外のリソースの活用
・患者及び職員の心身の安全管理
・医療機関等の機能の維持
・地域の医療提供体制維持のための看護職員活用


スケジュール
R4.4月~8月

① 研修ガイドラインの作成
② 研修コンテンツの作成

補助先

9月~10月
ガイドライン・
コンテンツ
試作版の完成

11月~R5.3月

R5.4月~R6.3月

③R4はモデル2自治体・R5は8自治体で研修ガイドライン・コンテンツの検証
(研修開催)

ガイドライン・コンテンツの改善

ガイドライン・
コンテンツ
の完成

日本看護管理学会

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