よむ、つかう、まなぶ。
参考資料3 別添2_病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方(改訂案) (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html |
出典情報 | 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(4) 医療機能による違いを考慮する
・医療機能の違いにより患者の病状の安定度や、在院日数の長短、職員数などに違いが
あるためポリファーマシー対策の実施において考慮すべきである。
(医療機能の違いによるポリファーマシー対策の違い)
・急性期病院では、入院の原因となった疾患の治療(治療薬)が優先されるが、薬物有
害事象を契機に入院する場合もあり、職員体制(診療科の種類、職員数)が充実して
いることを活かし、入院の原因となった疾患以外に対する薬剤について処方見直しを
行う。
・在院日数が短く処方見直しの経過観察が十分行えない場合は、処方見直しの提案を転
院先の医療機関に提供し、転院先の医療機関において処方見直しを実施し、処方見直
し後の経過観察を行う方法もある。
・回復期・慢性期病院では、職員体制などの背景から委員会や情報の共有・意見交換等
の体制構築が困難であることが多いが、薬剤師が中心となって処方見直しの提案を医
師に行うことにより、処方見直し後の経過観察を看護師と連携しながら対応できる場
合がある。
・急性期病院と回復期・慢性期病院それぞれのポリファーマシー対策における成果を、
地域における取組に継続させるため、地域の医療機関、薬局、介護施設等に対して情
報提供を行うことが重要である。
- 31 -
・医療機能の違いにより患者の病状の安定度や、在院日数の長短、職員数などに違いが
あるためポリファーマシー対策の実施において考慮すべきである。
(医療機能の違いによるポリファーマシー対策の違い)
・急性期病院では、入院の原因となった疾患の治療(治療薬)が優先されるが、薬物有
害事象を契機に入院する場合もあり、職員体制(診療科の種類、職員数)が充実して
いることを活かし、入院の原因となった疾患以外に対する薬剤について処方見直しを
行う。
・在院日数が短く処方見直しの経過観察が十分行えない場合は、処方見直しの提案を転
院先の医療機関に提供し、転院先の医療機関において処方見直しを実施し、処方見直
し後の経過観察を行う方法もある。
・回復期・慢性期病院では、職員体制などの背景から委員会や情報の共有・意見交換等
の体制構築が困難であることが多いが、薬剤師が中心となって処方見直しの提案を医
師に行うことにより、処方見直し後の経過観察を看護師と連携しながら対応できる場
合がある。
・急性期病院と回復期・慢性期病院それぞれのポリファーマシー対策における成果を、
地域における取組に継続させるため、地域の医療機関、薬局、介護施設等に対して情
報提供を行うことが重要である。
- 31 -