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参考資料3 別添2_病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方(改訂案) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40741.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第18回 6/21)《厚生労働省》
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(4) 外来患者のポリファーマシーに目を向ける
・外来患者に対して、ポリファーマシーの可能性があるかについて把握した上で、お薬
手帳の確認や電子処方箋の処方・調剤情報の確認、診察時における聞き取りなどを行
う。患者から処方薬が多いという訴えがあるかどうかを確認すると、ポリファーマシ
ー対策の実施のきっかけになる。こうした聞き取りを通じて、服用による体調不良の
可能性が確認された場合には、なるべく早く受診し、相談するように勧める。

(5) 患者やその家族との関係を構築する
・ポリファーマシー対策を進めるにあたって、患者や患者家族にポリファーマシーの問
題を理解してもらい、共に取り組みを進めていくためには、かかりつけ医やかかりつ
け薬剤師などが日頃から患者と何でも相談できる関係を構築することが重要である。
・かかりつけ薬剤師が患者の薬剤を一元管理しやすくするために、院外処方を行う場合
は、可能な限りかかりつけ薬剤師がいる薬局で調剤してもらうよう患者に促す。

(6) 患者やその家族への説明資材を準備する
・患者や患者家族にポリファーマシーの問題を理解してもらうため、説明用のリーフレ
ット等をいつでも活用できるよう準備しておく。

(患者や患者家族への説明資材の例)
・一般社団法人くすりの適正使用協議会ウェブサイト「あなたのくすりいくつ飲んでい
ますか」(URL は以下)内にパンフレット、ポスター、動画のリンクがある。
https://www.rad-ar.or.jp/knowledge/post?slug=polypharmacy
図1

一般社団法人くすりの適正使用協議会ウェブサイト「あなたのくすりいくつ飲
んでいますか」のパンフレット(図左)、ポスター(図右)のイメージ

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