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資料1 第5回電子処方箋等検討ワーキンググループ資料 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40835.html
出典情報 電子処方箋等検討ワーキンググループ(第5回 6/19)《厚生労働省》
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①電子処方箋管理サービスにおけるチェック機能の拡充
今後の検討

(まとめ)
○ 今後、併用注意のチェックや、電子カルテ情報共有サービス由来の情報を活用したチェック機能を追加で実装する場合には、チェック
範囲やレスポンス速度や医療機関・薬局システムの改修費等への影響などの課題について検討していく必要がある。

検討事項(例)
✓ 既存の電子処方箋の重複投薬等チェックは、患者の安全の観点から必須機能として位置づけているが、新たなチェックを設ける際に
必須機能として位置づけるのか、あるいは、電子カルテ等ベンダにおいて実装を選択できるようにするのか
(注1)患者の同意のもと、薬剤禁忌情報等は中央から各施設に共有されるため、当該情報を既存の電子カルテ等の施設内の参照
用データに組み込めば、既存の機能でも理屈上は実現可能な仕組みとなる。
(注2)アラートが多すぎると、参照されづらくなる可能性がある。

✓ システムのレスポンス速度や電子処方箋管理サービス/医療機関・薬局のシステム改修費用等への影響
✓ 電子カルテ情報共有サービスに登録される傷病名は、終了日付も入力できる仕様になっており、アクティブな傷病名(終了日付が
入っていない傷病名)とのチェックを行うのか、アクティブでない傷病名を含めてチェックをするか
✓ 返却するチェック結果は、禁忌あり/なしと返すのか、参考情報として注意すべき傷病名を共有する程度にするか
✓ 禁忌マスタ上、検査値はJLAC10、傷病名はMEDISコード、アレルギーはJFAGY(薬剤禁忌の場合はYJコード)で管理するにあたって
課題がないか
✓ 情報がテキストにより共有されることにより、アラートが動作しない場合の対応について
対応案
以下の方針を念頭に、検討を進める
・添付文書ベースで判定可能な、併用注意のチェック、薬剤アレルギー情報を用いたチェックの開発対象とする
・新たに設けるチェックは、電子カルテシステム等で実装するかはシステムベンダ毎に選択可能性とする
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