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資料1 第5回電子処方箋等検討ワーキンググループ資料 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40835.html
出典情報 電子処方箋等検討ワーキンググループ(第5回 6/19)《厚生労働省》
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②処方箋事前送付の合理化・利便性向上
○ 現行の電子処方箋の仕組みにおいては、患者が来局前に引換番号と被保険者番号等を薬局に伝達することで、薬局側では事前に電子的に処方箋の原
本を取得でき、例えば一包化を必要とするケース等では特に待ち時間の短縮に寄与すると考えられる。
しかしながら、以下の指摘がある。
・ 患者が引換番号と被保険者証記号・番号・枝番を伝達しなければならないため、患者の利便性向上に十分に寄与できていない。
・ 現行の仕組みでは、患者が引換番号等を事前に伝達したタイミングでは薬局はマイナンバーカードによる同意が得られていないため、薬局からは事前に電
子的に処方箋を取得できても、過去情報を踏まえた処方監査等が行えないとの指摘がある。
・ 従来、FAX・メール等で(紙の)処方箋のコピーを薬局に提出し、薬局に到着した際に薬剤の交付を受け、服薬指導を受けるという運用をしていた患者か
らは手間になるとの指摘がある。
○ このため、例えばマイナポータルに事前に患者が「かかりつけ薬局」を設定しておくことで、自動的に薬局に電子処方箋が送付される仕組みなどが考えられる。
(例)マイナポータル経由で事前送付を行う方法

• 事前に、患者がマイナポータルに「かかりつけ薬局」を設定することで、医療機関で電子処方箋が発行されたら、自動的にかかりつけ薬局に電子処方箋
が送付され、薬局は調剤を開始することができる仕組みなど。
○ 上記の対応案や、その他の案についてご意見をいただきたい。

対応案
本日いただいたご意見を含め、省内関係課・関係省庁との調整を進める。

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