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資料1 第5回電子処方箋等検討ワーキンググループ資料 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40835.html
出典情報 電子処方箋等検討ワーキンググループ(第5回 6/19)《厚生労働省》
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④薬局起点の情報の共有・標準化等


既に電子処方箋を導入している薬局の中には、調剤結果登録において、電子処方箋のコメント欄に医療機関の医師へのコメントを記載
し、伝達をしている場合がある。電子処方箋のコメント機能が医療従事者間のコミュニケーションを促進する効果はあるが、あくまでコ
メントを記載する機能であり、また、情報伝達のタイミングが電子処方箋の発行時や調剤結果登録時に限られることとなる。



昨年度の本ワーキンググループ(第3回)でもお示ししたとおり、現在でもトレーシングレポート等により、薬局から医療機関への情
報提供等が行われているが、郵送やFAX等により共有されている。これらの薬局から医療機関への情報共有を電子化的に実施可能とする
是非を検討するためには、メリットや医療機関にとっての情報の優先度等について検討が必要。

<メリットについて>
・薬局

:紙によるFAXや郵送及びそのための各種機材費用等の効率化、業務効率化に資するか

・医療機関:電子的に共有される(電子カルテ上で表示される)ことにより、閲覧性が高まるか、効率的な閲覧が可能か
・患者

:医療の質向上に寄与するか

<医療機関にとっての共有される情報の優先度や範囲について>
・今後、他の医療機関の電子カルテ情報を含め様々な情報が医療機関に共有されて、患者発の情報(PHR等)への期待もある中で、薬局

発の情報の電子的な共有の優先順位はどのようなものか。
<その他>
・諸外国における事例等


薬局が保有する情報のうち共有する必要がある情報や共有の方法等については、今後、関係者からのヒアリング等を踏まえつつ、さら
に検討をすすめていくことが適当と考えられる。現時点でこうした薬局情報の共有等についてのご意見を伺っておくこととしたい。

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