よむ、つかう、まなぶ。
資料3-1 分娩を取り扱う医療機関等の費用構造の把握のための研究 (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40901.html |
出典情報 | 妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(第1回 6/26)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
調査結果(3)タイムスタディ係る検討
タイムスタディの回答状況
表4
タイムスタディにおける分娩に係る時間に対する要因
分析(無痛分娩を含む)-OLS
自記式での記入を依頼したところ,7施設の病院(うち,特定機能病院が4施設,特定機
能以外の病院が3施設),10施設の診療所, 7施設の助産所から回答が得られた.調査へ
入院~分
産婦人科
助産師時
娩終了
医時間数
間数計
(時間)
計(医師
(助産師
数×1人あ
数×1人あ
たり時間
たり時間
数)
数)
の回答があった施設で見た場合の有効回答数(率)は,病院が7施設/16施設(約
43.8%),診療所が10施設/16施設(約62.5%),助産所が7施設/16施設(約43.8%),
全体では,24施設/48施設(50%)であった.
タイムスタディと患者票の突合による最小二乗法
(OLS)による回帰分析の結果
留意事項
•
観測値数が少ないため,結果の代表性や頑健性には限界がある.
母親の年齢が1歳上がると1.63時間,また,初産の場合,経産婦に比べ18.4時間,統計学
的に有意に助産師が投入する時間数(計)が長い傾向にあることがわかる(表4参照).
統計的な有意性は確認出来ないが,入院~分娩終了時間が長くなる可能性のある因子と
正常分娩
無痛分娩
特定機能以外の病院
有床診療所
助産所
母親の年齢
出産時の妊娠週数(週)
適正な体重増加
して,無痛分娩,特定機能以外の病院/有床診療所/助産所,母親の年齢,適正な体重
初産
増加,初産,陣痛発来以外の入院経路がある.短くなる因子は正常分娩,妊娠週数で
陣痛発来以外の入院経路
あった.
1.538
0.886
(7.337)
(3.714)
(6.679)
15.274
6.058
6.516
(16.387)
(4.171)
(7.267)
8.559
-3.835
-2.543
(16.323)
(3.644)
(8.996)
8.383
0.316
-6.644
(15.754)
(5.269)
(10.062)
10.560
-
5.540
(16.923)
(ー)
(10.798)
0.537
0.476
1.627
(0.916)
(0.359)
(0.628)
-0.683
-0.398
-0.992
(1.005)
(0.320)
(0.556)
7.395
0.549
-5.830
(7.168)
(2.203)
(3.801)
3.615
3.718
18.407
(8.815)
(2.235)
(5.760)
7.249
3.772
1.374
(5.502)
(3.523)
(5.497)
**
***
22
15
21
F値
4.390
7.750
16.960
Prob > F
0.009
0.011
0.000
して,正常分娩,無痛分娩,有床診療所,母親の年齢,適正な体重増加,初産,陣痛発
R-squared
0.697
0.809
0.902
Root MSE
12.184
5.302
9.595
来以外の入院経路がある.短くなる因子は,特定機能以外の病院,妊娠週数である.
注)***, **, *は,それぞれ1%,5%,10%水準で統計的に有意であることを示す.
統計的な有意性は確認出来ないが,産婦人科が投入する時間数(計)が長くなる因子と
観測値数
-0.661
12
タイムスタディの回答状況
表4
タイムスタディにおける分娩に係る時間に対する要因
分析(無痛分娩を含む)-OLS
自記式での記入を依頼したところ,7施設の病院(うち,特定機能病院が4施設,特定機
能以外の病院が3施設),10施設の診療所, 7施設の助産所から回答が得られた.調査へ
入院~分
産婦人科
助産師時
娩終了
医時間数
間数計
(時間)
計(医師
(助産師
数×1人あ
数×1人あ
たり時間
たり時間
数)
数)
の回答があった施設で見た場合の有効回答数(率)は,病院が7施設/16施設(約
43.8%),診療所が10施設/16施設(約62.5%),助産所が7施設/16施設(約43.8%),
全体では,24施設/48施設(50%)であった.
タイムスタディと患者票の突合による最小二乗法
(OLS)による回帰分析の結果
留意事項
•
観測値数が少ないため,結果の代表性や頑健性には限界がある.
母親の年齢が1歳上がると1.63時間,また,初産の場合,経産婦に比べ18.4時間,統計学
的に有意に助産師が投入する時間数(計)が長い傾向にあることがわかる(表4参照).
統計的な有意性は確認出来ないが,入院~分娩終了時間が長くなる可能性のある因子と
正常分娩
無痛分娩
特定機能以外の病院
有床診療所
助産所
母親の年齢
出産時の妊娠週数(週)
適正な体重増加
して,無痛分娩,特定機能以外の病院/有床診療所/助産所,母親の年齢,適正な体重
初産
増加,初産,陣痛発来以外の入院経路がある.短くなる因子は正常分娩,妊娠週数で
陣痛発来以外の入院経路
あった.
1.538
0.886
(7.337)
(3.714)
(6.679)
15.274
6.058
6.516
(16.387)
(4.171)
(7.267)
8.559
-3.835
-2.543
(16.323)
(3.644)
(8.996)
8.383
0.316
-6.644
(15.754)
(5.269)
(10.062)
10.560
-
5.540
(16.923)
(ー)
(10.798)
0.537
0.476
1.627
(0.916)
(0.359)
(0.628)
-0.683
-0.398
-0.992
(1.005)
(0.320)
(0.556)
7.395
0.549
-5.830
(7.168)
(2.203)
(3.801)
3.615
3.718
18.407
(8.815)
(2.235)
(5.760)
7.249
3.772
1.374
(5.502)
(3.523)
(5.497)
**
***
22
15
21
F値
4.390
7.750
16.960
Prob > F
0.009
0.011
0.000
して,正常分娩,無痛分娩,有床診療所,母親の年齢,適正な体重増加,初産,陣痛発
R-squared
0.697
0.809
0.902
Root MSE
12.184
5.302
9.595
来以外の入院経路がある.短くなる因子は,特定機能以外の病院,妊娠週数である.
注)***, **, *は,それぞれ1%,5%,10%水準で統計的に有意であることを示す.
統計的な有意性は確認出来ないが,産婦人科が投入する時間数(計)が長くなる因子と
観測値数
-0.661
12