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(参考資料1)医療保護入院の論点整理(桐原構成員提出資料) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24461.html
出典情報 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会(第7回 3/16)《厚生労働省》
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る。
⑩ソフト・ローを硬直・制度疲労させないための仕組みの必要性
・医療技術や地域生活の基盤は、進歩・整備し続けられるべきものである。よって、実際
の治療に係るルールを定めたソフト・ローは、治療技術や社会の変化を踏まえて定期的に
見直ししていくことが望ましい。
・ソフト・ローは、開始時点から精神保健福祉法を根拠法令としなくても運用できるよう
な制度設計を心がける必要がある。
5)対案の限界
対案は、精神保健福祉法を根拠法令として運用する限り、精神障害を要件とした人身の自
由の制限を伴う入院制度の枠を出ないため、障害者の権利に関する条約第 14 条の趣旨に反
するものである。ゆえに同条約の履行という観点からは、大きな課題を残すことにはなる。
それでも、精神保健福祉法の法典内から医療保護入院制度を削除することは、同条約の履行
に向けた機運を高める足掛かりにはなる。

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