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【参考資料2】救命救急センターの充実段階評価 評価項目 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42157.html
出典情報 救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループ(第8回 8/8)《厚生労働省》
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当該評価項目については、都道府県から評価を受けること。「適切に情報を更新している」とは、
1日2回以上の更新を目安とし、地域の実情に応じて更新されているときをいう。
県内または地域内で統一した医療情報システム(タブレット端末を利用している場合を含む。)を
使用している場合も含む。
評価項目35「ウツタイン様式調査への協力状況」
当該評価項目については、救命救急センターが所在する地域を管轄する消防本部の長による評価を
受けること。
「ウツタイン様式調査に協力する」とは、
「1 ヶ月後の生存率」

「脳機能カテゴリー(CPC:
cerebral Performance Categories)


「全身機能カテゴリー(OPC: Overall Performance Categories)」
の調査に対して回答し、かつ回答内容に関する疑義照会に対応していることをいう。
評価項目36「メディカルコントロール体制への関与」
「メディカルコントロール体制への関与」とは、地域の救急搬送及び救急医療体制を支援すること
で地域のメディカルコントロール体制に関与していることをいう。
「適切な指示や助言」とは、傷病者の実際の状態を救急救命士より聴取し、処置の認定を受けた救
急救命士に対して、法的に許される範囲や地域で定められたプロトコルの範囲で特定行為の実施の指
示を行うことをいう。また、
「応答記録を整備する」とは、指示を出した医師の氏名、指示を受けた
救急救命士の氏名、時刻、指示の内容等を記録した応答記録が作成されていることをいう。適切な指
示や助言が行われていても応答記録が作成されていない場合は、「是正を要する項目」として取り扱
う。
「事後検証に参加している」とは、救命救急センターの医師が事後検証に検証医として参加してい
ることをいう。
「事前プロトコルの作成に携わっている」とは、救命救急センターの医師がデータ収集解析による
統計的な評価、プロトコルや活動要領などの改定の提案などを行っていることをいう。
「救急救命士の再教育(生涯教育)
」とは、救急救命士の資格取得後の知識や技能を維持、向上さ
せるために行う教育・研究をいう。
「調節を行っている」とは、地域メディカルコントロール協議会
において決定した実習内容や時間等の取り決めに従って、救命救急センターが救命救急士の再教育を
受け入れる病院を調整していることをいう。
評価項目37.2「救急救命士の病院実習受入状況」
「病院実習」とは、救急救命士の養成課程中に行われるもの、就業前に行うもの、生涯教育として
行うものをいい、それぞれ具体的な実習細目に基づき教育していることをいう。
評価項目39「専攻医の受入状況」
「専攻医」とは、後期臨床研修医又は救急科専門医等を目指し研修を受ける者をいう。
評価項目40「医療従事者への教育」
「救急に関する教育」とは、心肺蘇生に関する教育、外傷対応に関する教育等をいう。
評価項目41「災害に関する教育」
「BCPに基づいた院内災害訓練」には、机上訓練も含む。