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04-1 令和7年度予算概算要求主要事項 (16 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420668_00002.html
出典情報 令和7年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧(8/29)《文部科学省》
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(2)アジア高校生架け橋プロジェクト+

1.趣

(前 年 度 予 算 額

232,266千円)

令和7年度要求額

236,461千円



平成 29 年の安倍元総理大臣スピーチを受けて、アジア諸国で日本語を学ぶ優秀な高校生
を日本全国の高校に招聘し、日本人高校生との国際交流を深める「アジア高校生架け橋プロ
ジェクト」を平成 30 年度から令和4年度にかけて実施してきた。
新型コロナウイルス感染症の影響が拡大する中、5年間で 21 か国、974 名の高校生を招
聘し、直接的な交流機会を通した、日本人高校生のコミュニケーション能力の向上や異文化
理解の促進、外国人高校生の日本社会や文化への理解促進など、我が国のグローバル人材育
成において大きく貢献し成果を上げている。
グローバル化が加速する社会経済において、留学生の派遣、受入れの強化や、教育の国際
化の推進等に必要な取組を速やかに進めることは重要である。
このため、これまでの事業の成果を生かし、アジア諸国を中心に新たに G7 など先進国も含
め日本語を学ぶ優秀な高校生を、日本全国の高校に招聘し、日本人高校生との国際交流を深
めるプロジェクトを実施するとともに、本プロジェクトにおいて招聘した留学生と日本人
高校生が交流する「国際交流キャンプ」を開催し、国際的に活躍できる人材育成を推進する。

2.事業内容
アジア諸国を中心に新たに G7 など先進国も含め日本語を学ぶ優秀な高校生を日本全国
の高校に招聘する。日本各地でホームステイや寮生活をしながら、日本の高校生と共に学
び合い、国際交流を深める。より多くの日本人高校生が海外の高校生との国際交流を経験
するとともに、海外の高校生が日本の教育、文化を経験する。
また、招聘した優秀な留学生と日本人高校生とが国際社会での現実に即した英語交渉な
どを通じて交流する「国際交流キャンプ」を開催し、より効果的に国際交流体験を推進す
る。
これにより、日本の高校生の留学意欲や国際的素養が向上するとともに、当該事業の国
際交流を通して、日本とアジアを中心とした世界の高校ネットワークの構築や、互いの国
に精通したリーダー、架け橋となるような人材の育成を目指す。
対象人数(受入): 100 人(100 人)

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