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議題1 別紙2 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43370.html
出典情報 先進医療会議(第135回 9/5)《厚生労働省》
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保険収載までのロードマップ
先進医療技術名:PICSI (Physiologic intracytoplasmic sperm injection)
先進医療での適応疾患:高度不妊治療(ART)を要する不妊治療患者
関係学会等の主導による
多施設共同研究

臨床研究
・ 試験名:ICSIにおける
SpermSlowTMを用いた成熟精子選
別と臨床成績の検討
・ 試験デザイン:ランダム比較試験
・ 期間:2008年1月~2009年7月
・ 被験者数:130症例
・ 結果の概要:ヒアルロン酸を用い
て精子を選別した群の方が対照群
と比較して受精率、Day3良好胚獲
得率が有意に高く、流産はヒアルロ
ン酸を用いて精子を選別した群で
はみられなかった。

先進医療
・ 試験名:PICSI(Physiologic intracytoplasmic
sperm injection)の不妊治療成績への効果に関
する多施設共同研究
・ 試験デザイン:多施設共同前向きランダム比
較試験
・ 期間:倫理委員会承認から4年間
・ 被験者数:500周期(各群250周期)
・ 主要評価項目:ICSI群とPICSI群、各群の胚盤
胞到達率
・ 副次評価項目: ICSI群とPICSI群、各群の受
精率、Day3良好胚率、良好胚盤胞率、臨床的
妊娠率、着床率、流産率

選考基準】
1)高度不妊治療を要する不妊症である事
2)顕微授精の適応である事
3)自由意志により書面での同意を得ている事
【除外基準】
以下のいずれかに当てはまる症例
1) 前進運動精子が確認出来ない症例
2) 他の精子選択術(ZyMOT、IMSI等)を実施する症例
3) 外科的な手法(TESE/MESA等)で採取した精子を使用する症例
4) 治療計画時の妻年齢が43歳以上の症例
予想される有害事象:特になし。

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欧米での現状
薬事承認:米国(有) 欧州(有)
ガイドライン記載:(有)
生殖補助医療における高度な精子選択技術を行う
ことを考慮してもよいが十分な根拠はない。(C)