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資料2 今後の専門研修制度に向けた検討について (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43410.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医師専門研修部会(令和6年度第2回 9/9)《厚生労働省》
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シーリング数等の見直しに関する論点
〇今後の専門研修制度の検討にあたっては、地域偏在・診療科偏在に配慮したシーリングを実施するにあたり、シーリン
グ対象基本領域の設定や、各都道府県におけるシーリング数の設定方法、総合診療専門医の在り方といった様々な観点
があると考えられる。
〇その中で、今回は、前回の本部会で示された厚生労働科学研究の研究結果や、現状の都道府県別専攻医採用者数のデー
タ、都道府県からの意見等を踏まえ、以下の論点についてご検討いただきたい。

【シーリング数の見直しについて】


シーリング対象県については、人口10万人あたり専攻医採用数が全国平均に達してい
ない県もある一方で、全国平均を大きく上回る県もある。



シーリングの厳格化等に関する意見や、各都道府県の診療科別医師数・専攻医採用者
数の現状を踏まえ、各都道府県におけるシーリング数の抑制や緩和について、どのよ
うに見直すべきか。

【連携プログラム・特別地域連携プログラムの設定の見直しについて】


シーリングのある基本領域については、シーリング対象外となっている医師少数県の
採用者数が増加しているものの、地域によってばらつきがあり、特に東北・東海・甲
信越地方においては、増加に乏しい。



特別地域連携プログラムが、東北地方等への連携を念頭に設定されたプログラムであ
ることや、激変緩和措置を見直すべきという意見も踏まえ、通常プログラムと連携プ
ログラム、特別地域連携プログラムの設定方法や各プログラムの設定数について、ど
のように見直すべきか。
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