令和６年度第１回 医道審議会
医師分科会 医師専門研修部会
令和６年７月19日

研究結果

資料３
（日本専門医
機構資料）

１．データベース解析
【シーリング設定が専門研修プログラム採用者数に与えた影響の確認】
＜新たにシーリングが設定された際の採用者数変化＞
採用年

2020

2021

2022

＜シーリングの有無による都道府県別の採用者数推移＞

採用者数

シーリング設定

130.0

前年

当年

変化数

125.0

あり

あり

1881

1754

-127

120.0

あり

なし

1261

1440

179

115.0

なし

あり

719

585

-134

110.0

なし

なし

13369

14245

876

105.0

あり

あり

2220

2184

-36

100.0

あり

なし

119

159

40

95.0

なし

あり

344

270

-74

90.0

なし

なし

15341

15389

48

あり

あり

2378

2476

98

あり

なし

76

86

10

なし

あり

-

-

-

なし

なし

15548

16235

687

あり

あり

2476

2459

-17

当年

前年

2018

2023

なし
なし

なし
あり
なし

16321

16111

-210

2021

2022

医師中程度県

上図：シーリングのある
右図：シーリングのない
診療科の採用者数の推移

2023

医師多数県

130.0
125.0

120.0
115.0
110.0

-

2020

医師少数県

医師多数県

あり

2019

東京、石川、滋賀、京都、大阪、和歌山、鳥取、岡山、

105.0

徳島、香川、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、沖縄

100.0

医師中程度県 北海道、宮城、神奈川、富山、福井、山梨、愛知、兵庫、
奈良、島根、広島、山口、愛媛、大分、鹿児島
医師少数県

青森、岩手、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、
千葉、新潟、長野、岐阜、静岡、三重、宮崎

95.0
90.0

2018

2019

医師少数県

2020

2021

医師中程度県

2022

2023

医師多数県

表：シーリングの設定状況別に見た採用者数の変化

○ 前年にシーリング設定がなく、当年新規に設定
された都道府県・基本領域での採用者数は前年と比
較して減少していた。

○ シーリングのある領域では、医師多数県におけ
る採用数が抑制され、医師少数県及び医師中程度県
における採用者数が増加していた。

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