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資料2-3 欧米の調剤外注に関する規制について(國峯参考人提出資料) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24933.html
出典情報 薬剤師の養成及び資質向上に関する検討会 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第3回 3/31)《厚生労働省》
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薬剤師の対人サービスの報酬に関する海外レポート
【資料1】各国における対人サービスの調剤報酬の追加




対人サービスを恒久的な業務とするためには調剤報酬が必要であるが、世界では新たな報酬プログラムが増えてきてい
る。
調剤報酬化された薬剤師の対人サービスは世界で60件のプログラム(2012)があり、5年前の28件から急増。

(出典)”Paying pharmacists for patient care” (Sherilyn K. D. Houle, 2014)

【資料2】Deloitte(米国)の論考





サービスにより時間を割けるようになるセントラルフィルを含む、イノベーションが起きており、薬局のモデルを再考す
る必要が生じている。
薬剤師がその専門性を発揮すれば、ヘルスケアをより向上させるためのより重要な役割を担える。
薬に着目したスタイルから、対人サービスを中心にしたスタイルに変化させていく必要。
その最大の構造上の障壁は、既存の支払いモデルがサービスでなく調剤薬に基づいていること。

(出典)”The pharmacist of the future” (Deloitte, 2021)

【資料3】A.T. カーニー(英国)の論考






高齢化に伴い慢性疾患の処方の量が増加している中で、予算は限定されていることが重要な課題
業務の効率化を行いながらも、ヘルスケアの効果を高めていく必要。その中で、薬局は、地域医療の中心的な存在として、
健康課題の発見、健康状態の管理、健康な生活習慣の促進によるヘルスケア提供モデルの変革において重要な役割を担う。
一部の予算は新たな健康サービスに振り分けられつつある。こうした変化は薬局にとって重要な意義をもつ。
調剤量に紐づく報酬体系ではなく、患者人口ベースの報酬体系としていくことが極めて重要になっていく。

(出典)”The future of community pharmacy in England” (A.T. Kearney )