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薬費-1高額医薬品(認知症薬)に対する対応 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44127.html
出典情報 薬価専門部会・費用対効果評価専門部会合同部会(第6回 10/9)《厚生労働省》
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薬価収載後の価格調整の課題①
課題
<市場拡大再算定>
• 薬価基準に収載された医薬品について、年間販売額が予想販売額を一定程度超えた場合には、市場拡大再算定に
より薬価を調整することとしている。
• 薬価改定時に実施する場合のほか、迅速かつ機動的に薬価を見直すため、効能追加等がなされた医薬品について、
一定規模以上の市場拡大があれば、2年に1回の薬価改定を待たず、新薬収載の機会(年4回)を活用して再算定
を行う場合がある(四半期再算定)。
• 薬事承認された効能・効果から推定される有病者数自体は多いものの、安全性の確保を含めた適正使用の観点か
ら添付文書や最適使用推進ガイドライン等を定める予定であるため、投与対象患者数は限定的になる見込みであ
る。
• 使用可能な医療機関の体制や使用実態の変化等により、収載時の予測よりも大幅に患者数が増加して年間販売額
が極めて大きくなった場合(1,000億円超)は薬価算定方法(原価計算方式、類似薬効比較方式)にかかわらず
再算定の特例を適用して薬価の調整を行う。
• 本剤に関して、これらの現行ルールの下で、レケンビと同様に当初の予測から患者数が増加して市場規模が拡大
した場合の影響を考慮する必要がある。なお、本剤の市場規模は、投与患者数のほか、患者ごとの投与期間にお
いても変化しうるものである。

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