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薬費-1高額医薬品(認知症薬)に対する対応 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44127.html |
出典情報 | 薬価専門部会・費用対効果評価専門部会合同部会(第6回 10/9)《厚生労働省》 |
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中医協 総-1
6 . 9 . 2 5
ケサンラとレケンビの効能効果及び作用機序
•
本剤の対象疾患である「アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制 」に対する
既存の医薬品としてはレケンビがある。
•
本剤とレケンビの効能・効果及び作用機序は以下の表のとおりである。
•
両剤とも脳内アミロイドβ病理を示唆する所見が確認されている症例が投与対象であり、作用機序は脳内
アミロイドβ量を減少させることである。
ケサンラ
効能・効果
レケンビ
アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制
作用機序
本剤は、ヒト化 IgG1モノクローナル抗体で
あり、N3pG Aβ(N末端第3残基がピログルタ
ミル化されたアミロイドβ)に結合し、脳内ア
ミロイドβプラークを減少させる。
本剤は、ヒト化 IgG1モノクローナル抗体で
あり、可溶性アミロイドβ凝集体及び不溶性ア
ミロイドβ凝集体に結合し、脳内アミロイドβ
を減少させる。
組成及び化学構造
本剤は、444個のアミノ酸残基からなるH鎖
(γ1 鎖)2本及び219個のアミノ酸残基からな
るL鎖(κ鎖)2本で構成される糖タンパク質
(分子量:約 148,000)。
本剤は、454個のアミノ酸残基からなるH鎖
(γ1鎖)2本及び219個のアミノ酸残基からな
るL鎖(κ鎖)2本で構成される糖タンパク質
(分子量:約150,000)。
剤形等
注射剤(4週に1回)
注射剤(2週に1回)
※現行薬価(令和6年8月時点)
レケンビ点滴静注200mg 45,777円
レケンビ点滴静注500mg 114,443円
6
6 . 9 . 2 5
ケサンラとレケンビの効能効果及び作用機序
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本剤の対象疾患である「アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制 」に対する
既存の医薬品としてはレケンビがある。
•
本剤とレケンビの効能・効果及び作用機序は以下の表のとおりである。
•
両剤とも脳内アミロイドβ病理を示唆する所見が確認されている症例が投与対象であり、作用機序は脳内
アミロイドβ量を減少させることである。
ケサンラ
効能・効果
レケンビ
アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制
作用機序
本剤は、ヒト化 IgG1モノクローナル抗体で
あり、N3pG Aβ(N末端第3残基がピログルタ
ミル化されたアミロイドβ)に結合し、脳内ア
ミロイドβプラークを減少させる。
本剤は、ヒト化 IgG1モノクローナル抗体で
あり、可溶性アミロイドβ凝集体及び不溶性ア
ミロイドβ凝集体に結合し、脳内アミロイドβ
を減少させる。
組成及び化学構造
本剤は、444個のアミノ酸残基からなるH鎖
(γ1 鎖)2本及び219個のアミノ酸残基からな
るL鎖(κ鎖)2本で構成される糖タンパク質
(分子量:約 148,000)。
本剤は、454個のアミノ酸残基からなるH鎖
(γ1鎖)2本及び219個のアミノ酸残基からな
るL鎖(κ鎖)2本で構成される糖タンパク質
(分子量:約150,000)。
剤形等
注射剤(4週に1回)
注射剤(2週に1回)
※現行薬価(令和6年8月時点)
レケンビ点滴静注200mg 45,777円
レケンビ点滴静注500mg 114,443円
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