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工藤構成員提出資料別添[4.5MB] (68 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45155.html
出典情報 ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会(第5回 11/7)《厚生労働省》
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⑩居宅介護支援事業所の CM が担当するケースの利用者の状況
主なキーワードには、認知症、認知症独居、障がい者、精神疾患・障害、障害福祉サービ
ス、介護負担などが挙げられた。共起ネットワーク及びクラスターからは、独居・身寄りの
ない高齢者、精神疾患が多い、認知症が増える、同居家族が障害者等が読み取れた。
◆<結果を受けての改善に向けた提言及び方向性>
【関係組織】【対策】相談支援専門員や行政関係部署(生活保護・障がい担当など)を含めた
地域ケア会議の推進。
⑪居宅介護支援事業所の CM が地域包括支援センターに後方支援して欲しいこと
主なキーワードには、地域資源開発、困難事例・ケース、地域ケア会議、同行訪問、事例
検討等が挙げられた。共起ネットワーク及びクラスターからは、地域ケア会議の開催、問題
の丸投げをしない、認知症への相談に乗る、地域資源開発を一緒に行う等が読み取れた。
◆<結果を受けての改善に向けた提言及び方向性>
【関係組織】
【対策】全国地域包括・在宅介護支援センター協議会及び青森県地域包括・在
宅介護支援センター協議会において実務に沿った研修会を開催。
・地域で支える仕組みを構築していくが必要。地域包括支援センターで開催される「地域ケ
ア会議(個別会議)」での支援と地域資源開発につなげる。市町村担当者の理解も重要。
⑫市町村が行うケアプラン点検についての意見
主なキーワードには、精神的負担、業務量、点検者、提出書類等が挙げられた。共起ネッ
トワーク及びクラスターからは、肯定的意見として気づきを得る、否定的な意見として、精
神的負担が多く、業務量が増える等が読み取れた。
◆<結果を受けての改善に向けた提言及び方向性>
【現状】市町村による独自のケアプラン点検がされている。いわゆるローカルルールで精神
的負担感、業務負担になっている。現状で悲鳴が介護支援専門員から聞こえている。
【市町村】
【対策】厚生労働省が保険者向けに平成 20 年に公開した「ケアプラン点検支援マ
ニュアル」及び令和 5 年 3 月に公開した「ケアプラン点検項目マニュアル」
「ケアプラン点
検支援ツール」に基づき全国一律のケアプラン点検を実施するべき。
青森県においては県が 8 月に青森県内市町村介護保険介護給付適正化担当者向け研修を
実施。その際、令和 5 年 3 月に公開した「ケアプラン点検項目マニュアル」
「ケアプラン点
検支援ツール」を説明、活用依頼をした。今後は、これを用いて全市町村が実施していただ
きたい。
【手順】
※留意することとして「ケアプラン書面点検」と「ケアプラン面接点検」を分けて実施す
ること。上記「ケアプラン点検項目マニュアル」
「ケアプラン点検支援ツール」にて書面点
検を行い問題があった場合のみ「ケアプラン面接点検」をする。面接担当は、ケアマネジメ
ントに熟知した都道府県の介護支援専門員職能団体推薦者、市町村介護給付費適正化担当
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