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参考資料2 白井参考人提出資料 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44713.html
出典情報 妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(第5回 11/13)《厚生労働省》
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入がかなり減った中での通院費が大変で、毎月泣きをそうになっていたので無償化になるとありがたい。
子どもに関わる機関で働いていて、実際、経済的理由や、障架などの理由で子どもを育てることが困難な
ご家庭に子どもが多いという現状を感じている。
ハイリスク妊婦加算など、ハイリスクな状態になった妊婦の妊婦健診や出産には加算がつく現実があるが、
実際はハイリスクにしないための保健指導のほうが時間も手間もかかる。病人が生まれるまでほっとくの
ではなく「ハイリスク予防加算」などを作ればハイリスクにならないための保健指導にも適切な加算がつき、
健康な妊婦が増えると思う。

・ 無痛分學も希望者には無償化か、せめて保険適用して欲しい。他のどんな手術も麻酔が打ってもらえて、出
産だけ自然主義になる意味が分からない。男が産む性だったら今頃、無痛分婚が当たり前に行われている
と思う。 女性だけが無駄に我慢させられているという思いがある。

その他の自由記述より。寄り添われ、大切にされた経験の影響

こんなに大切にざれて良いんだと思うくらい大切にしてくれて、気にかけてぐくれて、安心して産むことがでさきた。
他者を信頼すること。そんな体験を初めて知った。妊婦健診以外にも、トラブルがあれば駆けつけてくれて、人と
人との関わりができた。患者と、サポート側ではない人と人とのつながりや、ぬくもりを感じた。

出産ですべてを受け入れてもらった経験は、人をとても強くしてくれる気がします。その後、家庭や親族に大き
なトラブルが起きぎ、苦しい時期が続きましたが、お産での経験があったからこそ、ここまでやってこれたと思いま
す。

簡単に言えば、お産で、生まれ変わった。暗闇だと思っていたそれまでの人生もが、輝くものになった。心から幸
せになった。妊娠中からお産、産後、そして、生きている限り寄り添っつてくれる地域の助産師さん。あたたかいケ
アが、途切れない。人として、すてき。憧れの人。こんな世の中も、何もかもが嫌だった私が、産んでから、憧れの
助産師さんのような女性になりたくて、お母さんをしながら、いろんなことがんばれちゃう、元気な人に生まれ変
わっつた。子ども嫌いだった人が、その後、3 人産んで楽しく育児をしたってスゴイことだと思いませんか! ?
出産の 16 時間 31 分、ずっと待って・見守って・尊重して・大切にしてもらえた、という体感がありました。私自
身が癒え、またその後の子育てに通ずる道標にかっている気がしています。産後の入院生活では、事前に母乳講
座があったものの特におっぱいの変化に戸惑いました。夜中でも付き合ってくれたこと、その後母子の母乳ライ
フが安定するまで、 ずっと付き添ってくれたことも忘れられません。 現代に生きる人は皆そうだと思いますが、物
心ついた頃から正解や効率を求められる社会で生きてきたので、私の気持ちやペースを尊重して待ってくれる
ということが、とても新鮮で、有り難かったです。また、外部が特別に働きかけなくても、信じて見守られると力
が湧いてなんとかできるのだと体感しました。私の大切な人(赤ちゃん、夫、友人)にも、そんな風に関わっていき
たいと思える、大事な気づきを得られたのが助産院で経験した一人目の出産、母乱ケアでした。

様子を見に来てくれた助産師の受容的なあたたかい声かけーつでこんなに嬉しいものかと身にしみました。

上の子へのフォローが手厚くて母子共に安心できた。「いきお」よりも「いま、力ぬいて ! 」というリードがとても
楽になつたことを鮮明におぼばえています。こどもが準備できたからいくね、つて勝手にうまれてさきた感じ。その
時に会得した距離感で、子育てをしてざました。子育てにも満足しています。待つことを楽しんだり、どうなるか
なあぁつてじっと観察したり、出産も子育ても自分の足りないことをその時期がきたら教えてくれる、とても美しく
合理的な営みだと思っています。