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資料1-2 文部科学省提出資料(大学病院を取り巻く現状と課題) (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43385.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第22回 11/27)《厚生労働省》
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まとめ
〇 日本では医学分野の研究成果の多くを大学・大学病院が占めていることや、中長期的に患
者により良い医療を提供し続けるためにも、全ての大学・大学病院において教育・研究は必要不
可欠な機能。また、大学病院では教育・研究だけでなく、地域の医療提供体制の維持の観点か
らも、医師派遣などの地域医療への貢献を含めた診療も重要な機能である。
〇 設立の経緯や所在する地域によって大学病院に求められる機能が異なる状況を踏まえ、大学
病院における体制やその役割に応じて、支援の内容を工夫していく必要があり、厚生労働省等関
係省庁とともに今後も大学病院がこうした機能を十分に発揮できるように支援していく。
〇 大学・大学病院への特定機能病院の制度の見直しは極めて影響が大きい。様々な要因で
厳しい環境に置かれる中、働き方改革を進めながら大学病院の機能の維持・向上が必要。
〇 今回の見直しが、大学・大学病院の教育・研究機能とともに、地域の医療提供体制の維持
のため、全ての診療科をそろえた総合的な医療提供体制の確保や、医師派遣等による地域貢献
の機能など、他の専門病院等とは異なる大学病院の診療等の機能への評価につながる検討をお
願いしたい。
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