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看護職員の勤務環境や処遇改善の実現へ (9 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/index.html?utm_source=whats_new&utm_campaign=20220404
出典情報 厚労省労働基準局・子ども家庭局・医政局に要望(4/4)《日本看護協会》
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看護業務の効率化の好事例
事例1:音声入力による記録時間の削減
① 記録入力スピードの向上:60文字/分(タイピング)→270文字/分(音声入力) ▶約4.5倍の速度向上
② 業務時間内記録が平均21.5分→平均43.5分に増加、時間外記録が平均92.2分→平均59.2分に減少
③ 一人あたり月平均時間外勤務時間の削減:21.86時間(2018年3月)→10.92時間(2019年3月)
④ 直接ケア時間は4.6%増加し、間接ケアが22.9%減少した

事例2:訪問看護でのエコー活用による医師との連携とタイムリーなケア提供
①所見の可視化・ICT利用による多職種でのリアルタイムの情報共有により、正確な観察とケア選択が
可能になり、観察、アセスメント、ケア計画立案にかかる時間が短縮
②適切なケアが実施できることで、不要なケアの削減や、緊急訪問や電話相談の時間・回数の減少
③エコーは非侵襲的であり、不要なケアをしないことは、患者の安楽につながっている
④利用者とかかりつけ医が100Km以上離れているような地域では、利用者が離れていても医療者とつな
がっているといった安心感・満足感を得られている
公益社団法人 日本看護協会