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薬-3令和7年度薬価改定について➂ (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46353.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第229回 12/4)《厚生労働省》
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参考

薬剤費に及ぼす薬価改定等の影響分析


2011~2021年の薬剤費成長率は、仮に薬価改定しなかった場合の状況において年平均5.5%増と見込まれたところ、隔年
の薬価改定により、年平均1.5%増に抑制。




2018年以降は毎年の薬価改定により、年平均下落率は、それ以前の▲2.4%(2011~17年)から▲4.7%(2017~23年)と約2倍に増加

加えて、長期収載品の適正化や、後発品の使用促進等により薬剤費の伸びは更に抑えられている。

1.2011年(H23年)比(%)の薬剤費の推移 ※薬剤費・改定率は「中医協薬ー6(R6.8.7)」、GDP 2.薬剤費の構成割合の推移
は内閣府「国民経済計算年次推計」の数字を使用

※記載している額は、薬価調査で得られた取引数
量(調査月の1か月分)に薬価を乗じた上で12
倍した数字(年間の数字に単純換算)

後発品への置換
えによる削減額

下記①に、後発品に置き換えな
かった場合の効果額を加えたもの

▲1.92兆円

①薬価改定を行わなかった場合の
薬剤費(国民医療費ベース)推計
年平均伸び率 +5.5%
薬価改定による
削減額(2011~
21年累計)
薬剤費(国民医療費ベース)推移
年平均伸び率 +1.5%

国内総生産(GDP)推移
年平均伸び率 +1.0%
薬価改定

既存薬価の改定率(薬剤費ベース)
年平均下落率 ▲3.6%

年平均下落率▲2.4%

年平均下落率▲4.7%

▲4.63兆円

3.後発品への置換えによる医療費適正効果額
後発品に置き換えなかった場合の
先発品の薬剤費と
後発品の薬剤費との差額

薬価調査
年度

後発品の
使用割合

2017年度

65.8%

1.30兆円

2018年度

72.6%

1.40兆円

2019年度

76.7%

1.62兆円

2020年度

78.3%

1.86兆円

2021年度

79.0%

1.92兆円 ※1.の試算に利用

2022年度

79.0%

1.71兆円

2023年度

80.2%

1.61兆円

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