薬局における電子処方箋の利用
○

電子処方箋システムを導入した薬局は順調に増加しており、電子処方箋管理サービスへの調剤結果登録も
進んでいる。年度末には、数多くの薬局で直近の薬剤情報を活用できる状態となることが期待される。

※ 医療DX推進体制整備加算の要件として、「調剤後速やかに調剤結果を電子処方箋管理サービスに登録すること」が求められている。

○

同サービスに蓄積される患者の直近の薬剤情報が充実することに伴い、重複投薬等チェック機能の利用
も増加しており、重複投薬や併用禁忌を回避した好事例も報告されている。

（％）

70.0

62.7
57.1

60.0
48.5

50.0
40.0
29.4

30.0
20.0
10.0
0.0

1.1
0.7

3.8
2.3

5.8

6.6

7.3

2.4

2.9

4.3

9.2

9.9

5.5

7.2

11.2
8.4

12.8

9.5

16.1
11.3

17.7
12.4

19.6
13.3

22.4
15.2

31.9

34.1

28.2

37.7
31.8

40.0
34.4

48.6

43.6

43.4
37.0

52.3

54.8

37.8

4,500

（万件）

4,000
3,500
3,000
2,500
2,000

23.7

1,500

18.7

1,000
500
0

R5.2 R5.3 R5.4 R5.5 R5.6 R5.7 R5.8 R5.9 R5.10 R5.11 R5.12 R6.1 R6.2 R6.3 R6.4 R6.5 R6.6 R6.7 R6.8 R6.9 R6.10 R6.11 R6.12
調剤結果登録数

薬局の電子処方箋導入割合

調剤結果登録割合

調剤結果登録割合（推計値）

調剤結果登録数
： 電子処方箋システムを導入した薬局から電子処方箋管理サービスに登録された調剤結果登録数
薬局の電子処方箋導入割合： オンライン資格確認等システムを導入した薬局のうち、電子処方箋システムを導入した薬局の割合（最終週日曜日時点の値）
調剤結果登録割合
： レセプトベースの処方箋枚数（「調剤医療費の動向」より）で、調剤結果登録数を除したもの。ただし、直近のレセプトベースの処方箋枚数は得られる
までにタイムラグがあるため、値が得られていない月の処方箋枚数については、６ヵ月前のレセプトベースの処方箋枚数の対前年同月比を用いて推計し
7
ている。

6