個別審議３）国家公務員共済組合連合会立川病院（東京都）の新規指定の是非について
都道府県

医療機関名

同一医療圏の
拠点病院等

検討会時点での未充足要件

東京都

国家公務員共済組合連合会立川病院

あり

なし

東京都からの推薦意見の概要は、以下のとおりである。
人口約66万人で東京都の人口の4.7％を占めており、国家公務員共済組合連合会立川病院が属する立川市は、多摩
地域における中心部となっている。圏域内で高度急性期、急性期病床が充足しており、幅広い診療が圏域内で完結
可能である。
北多摩西部圏域の患者に加え、西多摩・南多摩圏域を中心に他圏域からの患者も多く受け入れている。
約66万人の人口を抱える北多摩西部医療圏の患者を２施設で支えるとともに、それぞれの機能や役割を踏まえて
地域を分担して患者を受け入れることで、地域のがん治療のサービス向上を図っていく。
肺がんをはじめとする呼吸器系疾患については、院内外の多職種が参加する呼吸器カンファレンスに総合的に治療
方針を決定している。圏域内に呼吸器外科が少なく、呼吸器系疾患の外科治療の中心的役割を担っている。大腸が
ん・胃がんにおいても、腹腔鏡下手術を積極的に行っており、ロボット支援手術による手術実績も多い。
西多摩圏域内で耳鼻咽喉系のがん治療を行うことができる唯一の医療機関であり、圏域内での令和４年度治療実績
は100％を誇っている。
肺がんや頭頸部がん、血液がんその他多くのがん種において、手術や治療がおこなえない医療機関と連携して、受
け入れを行う体制を構築している。また、自圏域内のみならず、公立福生病院や日野市立病院等、隣接圏域に属す
る医療機関との連携も多い。

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当該医療機関を、地域がん診療連携拠点病院として指定することとしてはどうか。
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