＜図５ 熱中症による死亡者の状況５年移動平均（全国）＞

（出典：人口動態統計より環境省作成）

（高齢者における熱中症発生状況）
令和３年５月から９月の熱中症による救急搬送人員の年齢区分別の内訳をみると、
５割以上は 65 歳以上の高齢者となっている（図６）。平成 22 年から令和２年にかけ
て熱中症による死亡者の約８割を 65 歳以上の高齢者が占めている（図４）
。令和３
年夏の東京都 23 区と大阪市における熱中症による死亡者の内訳においては、東京都
23 区では８割以上、大阪市では７割以上が 65 歳以上の高齢者であり、屋内で亡くな
った方のうち約９割がエアコンを使用しておらず、約１～２割がエアコンを設置し
ていなかったことが明らかになっている（図７）
。

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