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○調剤(その3)について-3 (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00123.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第500回  11/26)《厚生労働省》
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薬局経営の効率性と薬局の機能(体制)を踏まえた調剤基本料の設定

再掲

○ 調剤基本料は医薬品の備蓄(廃棄、摩耗を含む)等の体制整備に関する経費を評価したものであり、その区分
は薬局経営の「効率性」を踏まえて設定している。
○ 一方で、一定の機能(体制)を有する薬局を評価する、地域支援体制加算がある。

薬局経営の効率性を踏まえた
調剤基本料の設定
 集中率が高い
→医薬品の備蓄種類数が少なくてすむ
 薬局単位での処方箋の受付回数が多い
 グループ単位での処方箋受付回数が多い
→規模が大きいことによるメリットがある

医療経済実態調査等のデータを踏まえ、
「効率性の観点」で調剤基本料を設定

一定の機能を有する薬局の体制の評価
かかりつけ薬剤師が機能を発揮し、地域包括ケアシステムの中で地
域医療に貢献する薬局を評価
一定の基準を満たす薬局は、地域支援体制加算が 算定可能
<施設基準>
調剤基本料1



調剤基本料1以外

地域医療に貢献することを体制を有することを示す実績
24時間調剤、在宅対応体制の整備 等

以下の基準のうち①~③を満たした上で、
④又は⑤を満たすこと。
(1薬局あたりの年間の回数)
① 麻薬小売業者の免許を受けている
こと。
② 在宅患者薬剤管理の実績 12回
③ かかりつけ薬剤師指導料等に係る
届出を行っていること。
④ 服薬情報等提供料の実績 12回
⑤ 薬剤師認定制度認証機構が認証
している研修認定制度等の研修認定
を取得した保険薬剤師が地域の多職
種と連携する会議に1回以上出席

以下の基準のうち8つ以上の要件を満たすこと。
(1~8は常勤薬剤師1人あたりの年間回数、
9は薬局あたりの年間の回数)
① 夜間・休日等の対応実績 400回
② 麻薬の調剤実績 10回
③ 重複投薬・相互作用等防止加算等の実績
40回
④ かかりつけ薬剤師指導料等の実績 40回
⑤ 外来服薬支援料の実績 12回
⑥ 服用薬剤調整支援料の実績 1回
⑦ 単一建物診療患者が1人の在宅薬剤管
理の実績 12回
⑧ 服薬情報等提供料の実績 60回
⑨ 薬剤師認定制度認証機構が認証している
研修認定制度等の研修認定を取得した保険
薬剤師が地域の多職種と連携する会議に5
回以上出席していること。

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