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○個別事項(その10)について-1 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00128.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第505回  12/15)《厚生労働省》
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ヒアリングにおける学会・団体からの主なご発言(11/17中医協総会) ②
○ 11月17日中医協総会において実施したヒアリングにおける関係学会・団体からの主な発言を、以下に示す。

【保険適用の運用に係る課題に関する主なご発言】
(対象患者の定義、年齢制限・回数制限について)
○ 事実婚のカップルの治療も、保険適用としていただきたい。 (NPO法人Fine)
○ 年齢制限・回数制限については、繰り返し実施することにより(生産率が)増加することは想定されるため、
生産率が全く増加しなくなる点を見つけるのは難しい。助成金の要件を決める際には、そのようなことも踏まえ
て、一定の線引きをしたものと思う。(日本生殖医学会)
(施設基準等について)
○ 施設基準については、学会のガイドラインを守ってもらえれば、質が一定担保できると考える。また、基盤学
会である日本産科婦人科学会が医療機関に求めている症例の登録制度について、続けられるような仕組みが必要。
(日本生殖医学会)
○ 施設基準について、遵守状況を定期的に実地検査するなどの仕組みが必要。(JISART)
○ これまでの自由診療では、医療の質がばらばらで、何を信じて治療を選択してよいのかわからなかった。そう
いった観点から、第三者機関による医療機関の審査の実施や、年齢別(1歳ごと)の治療成績を開示などをお願
いしたい。(NPO法人Fine)
○ 治療成績の開示については、難しい部分が多い。医療機関ごとに患者背景が異なること等もあり、十分な議論
が必要。(日本生殖医学会、日本産婦人科医会)
○ 情報開示は、医療機関の自己申告でやるのではなく、日本産科婦人科学会の登録制度のような、客観的な方法
がよいのではないか。(JISART)

【その他の主なご発言】
○ 患者の心理的ストレス、メンタルケアへの体制を整えていただきたい。施設内に専門のカウンセラーがいない
ところが多く、より身近にそういったケアが受けられる仕組みが必要。(NPO法人Fine)
○ 経済的事由により治療を受けられていない方にとって、保険適用は福音となる。(NPO法人Fine)
○ 保険点数が低く抑えられると、質の高い生殖補助医療(ART)が行えなくなる可能性がある。(JISART)
○ 治療回数について、患者さんが正しく把握できるような仕組みが必要ではないか。(JISART)

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