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参考資料2 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第2回)議事録 (20 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
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はそもそも横に並んでたくさんの病気を学ばなければいけないからで,矢野先生がおっし
ゃるとおりで,そうなってしまうところもあるのですが,ただ表現を変えて,つながりをつ
けて,先ほど角山先生から意見がありましたけれども,できる限り,解剖とつなげ,そして
有機化学とつなげたというところは,このねらいのところに書いてあります。
ここはもう今までの,あそこだけで独立していて,Eだけがいきなり増えて,ほかはスリ
ムにしたのに何であそこだけ膨れるのだということは解消されているような気がしますの
で。ここは僕らが,もしかするともっと考えていかなければいけない,薬剤師が薬学の,薬
物治療をやるときに,ベースとしての知識をどうやって持っていったらいいかということ
は,これから先生方と初めて考えていかなければいけないところです。
網羅的に一生涯にわたって一度も会わないような病気に対して,国家試験で出題された
り,あるいは僕らが勉強したりすることとは違う,6年次の卒業時と生涯学習の区別をつけ
る時期に来ているような気がしています。
以上です。
【井上座長】

現役の薬剤師としての立場からだとどうでしょうかね。長津先生,何かあ

りますか。
【長津委員】

ただ,ここは書いてある内容に関しては全く私も口を挟む余地がないので

すけど,こういうのというのは,恐らく教育する側の方の読み取り方がうまくいくかどうか
という書きぶりが重要になってくるのかと思います。最初のところでもお話がありました
とおり,これをまた細かく,細かく考えて全部やろうとするのは,いささかよろしくないと
は思いますので,ここは教育の現場の先生方の御意見のほうが重要かとは思います。私は内
容に対しては全く問題ないと思います。
【井上座長】
【長津委員】

ありがとうございます。
ただ,もう一点ですね。臨床につながるということ,小佐野先生の最初の,

前段の話では,これはベッドサイドという御意見でした。ベッドサイドというのは,どのベ
ッドなのかというところが私はすごく気になっていて。
【小佐野委員】

小佐野です。それは患者さんから学ぶという,そういう意味だったら薬

局でも病院でもあるのではないかと。
【長津委員】
【小佐野委員】

そうです。そこがすごく気になりました。ありがとうございます。
要するに臨床からベッドサイド,イコール病院という形ではなくて,臨

床というものを患者さんから学べる,大学が持っていない唯一のソースというのは患者さ

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