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参考資料2 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第2回)議事録 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html |
出典情報 | 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》 |
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こうと思います。
では,資料の2をお願いいたします。資料2,これが薬学教育モデル・コア・カリキュラム
の素案ということで,モデル・コアの中身そのものでございます。大部でございますが,基
本的な作成方針を御説明してまいりたいと思います。
まず大項目Aは,これはもう繰返しでございます。「薬剤師として求められる基本的な資
質・能力」ということで,先ほど御紹介したとおり,1から10までの資質・能力が掲げられ
ております。繰返しですが,7番だけが薬学オリジナルですけれども,それ以外は医学・歯
学・薬学の共通の資質・能力になっております。
次お願いいたします。次からは大項目についてお話をしてまいりますが,まずBの「社会
と薬学」でございますけれども,まず大項目について,その下に「学修目標」というのがご
ざいます。それからその下に「評価の指針」というものがございまして,基本的には,原則
として大項目には,この「学修目標」と「評価の指針」が最初に掲げられております。その
後,先ほど御紹介した中項目・小項目に区分されていくという形になっております。今の場
合はB-1の中項目「薬剤師の責務」
,B-1-1の「医療者に求められる倫理観とその対応」と
いう形で小項目になっていっております。
小項目については,原則としてここに挙げられております「ねらい」と,「ねらい」の中
には「他領域・項目とのつながり」が詳細に書かれておりまして,その次に「学習目標」が
箇条書で掲げられております。それを補完するような形で,「学習事項」として,例示とし
て,主にテクニカルタームと申しますか,専門用語として掲載されているということになっ
ております。大項目の構成は,簡単に申し上げてそういう形になっております。
大項目Bの「社会と薬学」についてお話をさせていただきますが,これの作成方針につき
ましては,この「社会と薬学」の班がございまして,その班で詳しく検討いただいたのです
けれども,そこにおける作成方針を御紹介いたします。Bの「社会と薬学」というところは,
基本的な考え方として,6年間を通じて身につける学習領域であるという考え方に立ってお
りまして,現状のコア・カリでは,他の領域とやや独立した領域として捉えられている傾向
があるのではないかと思われます。それを改めるために,他の領域との関係性を詳しく述べ
たというのが,まず一つの作成方針でございます。
それから,今後の新しい社会への対応として,現行のコア・カリにはない小項目として,
多様性の理解とか医薬品等の安定供給,保健医療統計,デジタル技術・ビッグデータの利活
用,アウトカムの可視化などの新しい小項目を設定されています。
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では,資料の2をお願いいたします。資料2,これが薬学教育モデル・コア・カリキュラム
の素案ということで,モデル・コアの中身そのものでございます。大部でございますが,基
本的な作成方針を御説明してまいりたいと思います。
まず大項目Aは,これはもう繰返しでございます。「薬剤師として求められる基本的な資
質・能力」ということで,先ほど御紹介したとおり,1から10までの資質・能力が掲げられ
ております。繰返しですが,7番だけが薬学オリジナルですけれども,それ以外は医学・歯
学・薬学の共通の資質・能力になっております。
次お願いいたします。次からは大項目についてお話をしてまいりますが,まずBの「社会
と薬学」でございますけれども,まず大項目について,その下に「学修目標」というのがご
ざいます。それからその下に「評価の指針」というものがございまして,基本的には,原則
として大項目には,この「学修目標」と「評価の指針」が最初に掲げられております。その
後,先ほど御紹介した中項目・小項目に区分されていくという形になっております。今の場
合はB-1の中項目「薬剤師の責務」
,B-1-1の「医療者に求められる倫理観とその対応」と
いう形で小項目になっていっております。
小項目については,原則としてここに挙げられております「ねらい」と,「ねらい」の中
には「他領域・項目とのつながり」が詳細に書かれておりまして,その次に「学習目標」が
箇条書で掲げられております。それを補完するような形で,「学習事項」として,例示とし
て,主にテクニカルタームと申しますか,専門用語として掲載されているということになっ
ております。大項目の構成は,簡単に申し上げてそういう形になっております。
大項目Bの「社会と薬学」についてお話をさせていただきますが,これの作成方針につき
ましては,この「社会と薬学」の班がございまして,その班で詳しく検討いただいたのです
けれども,そこにおける作成方針を御紹介いたします。Bの「社会と薬学」というところは,
基本的な考え方として,6年間を通じて身につける学習領域であるという考え方に立ってお
りまして,現状のコア・カリでは,他の領域とやや独立した領域として捉えられている傾向
があるのではないかと思われます。それを改めるために,他の領域との関係性を詳しく述べ
たというのが,まず一つの作成方針でございます。
それから,今後の新しい社会への対応として,現行のコア・カリにはない小項目として,
多様性の理解とか医薬品等の安定供給,保健医療統計,デジタル技術・ビッグデータの利活
用,アウトカムの可視化などの新しい小項目を設定されています。
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