よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料2 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第2回)議事録 (21 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html
出典情報 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

んですから,現場に行っても何か調剤しかさせてもらえないというのは,悪いことじゃない
のですけども,将来を考えたときには,患者さんから学ぶことが多い。だから臨床イコール
患者さんから学ぶような学問だというイメージがあるといいという,そんな願いがありま
した。御指摘ありがとうございます。
【長津委員】

ありがとうございます。

【井上座長】

平井先生,どうぞ。

【平井委員】

ありがとうございます。この部分がすごく長くなるというのは,解剖の生

理のところもそうですけど,薬学がこの分野に関してあまり慣れていない,だから要するに
教える先生がまだ十分慣れていないということがあって,こういう形を取らざるを得ない
のだと思うのですけど,次のときには,もう少し整理できる,矢野先生もおっしゃっていた
ように塊にできるはずですし,それであと,疾患がたくさんあるというのですけど,それは
病理学の基本的な考え方で,臓器とそれから症状から合わせると,一個一個の疾患をばらば
らに覚える必要はないわけですよね。
だから,そういう考え方を取り入れる必要がぜひともあるというのを,私はコメントを書
かせていただいたと思うのですけれども,お考えいただいたらいいと思います。
それで,そういうのは,一個一個は,もうそれこそ小澤先生がおっしゃっていたように,
それこそ目標のところだけでよくて,あとのは,ガイドラインをつくろうとかいう話になっ
ていたじゃないですか。だから,実際は教える先生を教育するというのがすごく大事で,そ
のシステムをつくるというのをこの次年度に考えたらいいかと思っています。よろしくお
願いいたします。
【井上座長】

ありがとうございました。ほかにはいかがでしょうか。

【小佐野委員】

小佐野です。平井先生の今の意見はごもっともで,本当は手を入れられ

なかったところがあるのですが,教える側としても,今,先生がお話ししているように,こ
れでそれぞれの疾患以外は,俺は知らないよ,だから教えないよという,そんなシステムで
はなくて,薬学部の教員が薬剤師である以上,全部の疾患に対して今の平井先生の考え方で
授業を構築していけば,これはあくまでどういう順番でやってもいいわけなので。そういう
ところからのアイデアをもらって次につなげたいという気はしています。どうもありがと
うございました。
【高田委員】

高田ですけれども,よろしいでしょうか。Fのところなのか,このDのとこ

ろなのかというのはよく分からないのですが,ライフサイクルというか,実際には患者さん

-21-