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参考資料2 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第2回)議事録 (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/117/siryo/mext_00002.html |
出典情報 | 薬学教育モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会(第3回 5/30)《文部科学省》 |
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成方針は幾つかございます。お話しさせていただきますと,まず,このFの「臨床薬学」と
いう大項目は,薬学の6年間の学修を通して学ぶ,いわゆる臨床薬学,これの教育を目標と
したということです。
これまでは,
「F薬学臨床」というのは,主な内容は事前学習や実務実習の内容をかなり細
かく規定をされていたと思いますけれども,今回の「F臨床薬学」につきましては,重ねて
申し上げますが,6年間を通して学ぶものだという立場に立って目標設定が行われておりま
す。
それから,現行のモデル・コア・カリキュラムの「F薬学臨床」では,薬剤師の業務をベ
ースに目標設定が行われていたというところが強い印象ですけれども,この点を改めて,薬
剤師として習得すべき能力,あるいはあるべき姿ということを目標として設定をしており
ます。
それから,もう一点は,医療人としてふさわしい適切な行動を取ることができるようにと
いう,行為のレベルの目標がこの「F臨床薬学」では数多く設定されているということでご
ざいます。先ほどの繰返しですけども,業務内容をベースにした内容ではなくて,もう少し
レベルの高いところでの行為の目標が設定されているということでございます。
では,最後,
「G薬学研究」を御説明いたします。この点,いろいろ御意見をいただいてお
ります。非常に重要だからここはしっかりと,という御意見を内外からいろいろいただいて
おりますけれども,今回の内容は,検討会としてもこの部分については,重要性は十分認識
しておりました。
作成方針としいたしましては,最先端の知識・技能を習得して,薬学が医療の進歩に貢献
するPharmacist-Scientistとしての課題発見能力,問題解決能力,そしてこれらに加えて,
研究に対する倫理観,社会に貢献するための使命感や責任感,国際性といったものを涵養す
るということを目指すということでございます。それが大きな作成方針の1つでございます。
それからもう一つは,特に卒業研究についてですけれども,研究計画の策定とその実施,
あるいは研究成果の解析,考察,論文発表といった実際の卒業研究に関わるような学修目標
を明確に示したことによって,卒業研究を後押ししようということでございます。
以上,簡単でございますけれども,作成方針を御紹介いたしました。中身については,私
に与えられた時間が少ないので細かいことをお話しできませんでしたけども,この後,質疑
応答の時間があるということですので,そちらでお受けしたいと思っております。
私から以上でございます。よろしくお願いいたします。
-7-
いう大項目は,薬学の6年間の学修を通して学ぶ,いわゆる臨床薬学,これの教育を目標と
したということです。
これまでは,
「F薬学臨床」というのは,主な内容は事前学習や実務実習の内容をかなり細
かく規定をされていたと思いますけれども,今回の「F臨床薬学」につきましては,重ねて
申し上げますが,6年間を通して学ぶものだという立場に立って目標設定が行われておりま
す。
それから,現行のモデル・コア・カリキュラムの「F薬学臨床」では,薬剤師の業務をベ
ースに目標設定が行われていたというところが強い印象ですけれども,この点を改めて,薬
剤師として習得すべき能力,あるいはあるべき姿ということを目標として設定をしており
ます。
それから,もう一点は,医療人としてふさわしい適切な行動を取ることができるようにと
いう,行為のレベルの目標がこの「F臨床薬学」では数多く設定されているということでご
ざいます。先ほどの繰返しですけども,業務内容をベースにした内容ではなくて,もう少し
レベルの高いところでの行為の目標が設定されているということでございます。
では,最後,
「G薬学研究」を御説明いたします。この点,いろいろ御意見をいただいてお
ります。非常に重要だからここはしっかりと,という御意見を内外からいろいろいただいて
おりますけれども,今回の内容は,検討会としてもこの部分については,重要性は十分認識
しておりました。
作成方針としいたしましては,最先端の知識・技能を習得して,薬学が医療の進歩に貢献
するPharmacist-Scientistとしての課題発見能力,問題解決能力,そしてこれらに加えて,
研究に対する倫理観,社会に貢献するための使命感や責任感,国際性といったものを涵養す
るということを目指すということでございます。それが大きな作成方針の1つでございます。
それからもう一つは,特に卒業研究についてですけれども,研究計画の策定とその実施,
あるいは研究成果の解析,考察,論文発表といった実際の卒業研究に関わるような学修目標
を明確に示したことによって,卒業研究を後押ししようということでございます。
以上,簡単でございますけれども,作成方針を御紹介いたしました。中身については,私
に与えられた時間が少ないので細かいことをお話しできませんでしたけども,この後,質疑
応答の時間があるということですので,そちらでお受けしたいと思っております。
私から以上でございます。よろしくお願いいたします。
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