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令和3年度脳とこころの研究推進プログラム「戦略的国際脳科学研究推進プログラム」中間評価結果報告書 (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/06/3040607.html |
出典情報 | ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第3回 6/7)《文部科学省》 |
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脳とこころの研究推推進プログラム事業(戦略的国際脳科学研究推進プログラ
ム)中間評価結果
代表課題名:
摂食障害に対する認知行動療法の有効性の神経科学的エ
ビデンスの創出
代表機関 代表研究者: 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 関口
敦
研究期間:
令和元年 9 月 25 日~令和 6 年 3 月 31 日
1. 総合評価
良い。
2. 評価コメント
摂食障害 ED に対する認知行動療法による治療介入への神経科学的エビデンスを、縦断的
脳 MRI 画像検査、臨床データ、遺伝子発現など多変量機械学習アルゴリズム等による解析を
用いて明らかにすることが目的である。既存データを用いたバイオマーカーを特定する解析研究で
は237例の脳画像データセットを従来手法と機械学習を用いた解析を実施し、順調に進展
し興味深い成果が得られつつある。
一方で、摂食障害の認知行動療法(CBT)前後の縦断的データ収集・解析は、コロナ禍
の影響で遅れが見られ、CBT 前後の神経回路に関する新規な知見が得られたのか明確でない。
早期発見、早期治療に資する CBT 効果の神経科学的エビデンス創出を目的とする課題であ
ることから、すべての検体を最終年度にまとめて解析する計画は状況に応じて再度検討が必要
と思われる。今後、神経回路の検証など目標達成への道筋を明確に提示することが課題である。
ム)中間評価結果
代表課題名:
摂食障害に対する認知行動療法の有効性の神経科学的エ
ビデンスの創出
代表機関 代表研究者: 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 関口
敦
研究期間:
令和元年 9 月 25 日~令和 6 年 3 月 31 日
1. 総合評価
良い。
2. 評価コメント
摂食障害 ED に対する認知行動療法による治療介入への神経科学的エビデンスを、縦断的
脳 MRI 画像検査、臨床データ、遺伝子発現など多変量機械学習アルゴリズム等による解析を
用いて明らかにすることが目的である。既存データを用いたバイオマーカーを特定する解析研究で
は237例の脳画像データセットを従来手法と機械学習を用いた解析を実施し、順調に進展
し興味深い成果が得られつつある。
一方で、摂食障害の認知行動療法(CBT)前後の縦断的データ収集・解析は、コロナ禍
の影響で遅れが見られ、CBT 前後の神経回路に関する新規な知見が得られたのか明確でない。
早期発見、早期治療に資する CBT 効果の神経科学的エビデンス創出を目的とする課題であ
ることから、すべての検体を最終年度にまとめて解析する計画は状況に応じて再度検討が必要
と思われる。今後、神経回路の検証など目標達成への道筋を明確に提示することが課題である。