よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和3年度脳とこころの研究推進プログラム「戦略的国際脳科学研究推進プログラム」中間評価結果報告書 (4 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/06/3040607.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第3回 6/7)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

脳とこころの研究推推進プログラム事業(戦略的国際脳科学研究推進プログラ
ム)中間評価結果
代表課題名:

非線形動力学に基づく次世代 AI と基盤技術に関する研究
開発

代表機関 代表研究者: 東京大学 合原 一幸
研究期間:

平成 30 年 6 月 28 日~令和 6 年 3 月 31 日

1. 総合評価
優れている。
2. 評価コメント
脳の非線形動力学に基づく、次世代 AI 開発と基盤技術開発を目標としている。非線形因
果解析法、動的ニューラルネットワークなどを開発し、脳の異常に着目した新規の脳型アルゴリズ
ム構築を目指すなど、事業目的に高い貢献をしている。これらの成果は Nature
Communications、Scientific Reports、Neural Networks 等の多数の査読付き論文
として報告されている。また、国際脳内での共同研究及び、アウトリーチを活発に行っている点で
も高く評価できる。
今後、国際脳の臨床データとの連携、精神・神経疾患への応用を期待したい。また、脳型
AI の開発において、取り入れるべき脳の特性を明解にすることが望ましい。多様な手法の開発
が進められているが、目指している新たな脳型 AI のイメージを提示することが望まれる。