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資料2 医療機関勤務環境評価センターによる評価結果の取扱い等について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20985.html
出典情報 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第15回 9/15)《厚生労働省》
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前回の検討会でいただいた主なご意見
【全体評価について】
・全体評価の案について、S、A~Dという記載になると、病院の優劣を強く印象づけ、評価がいまひとつの病院は
ブラック的な病院なのではないかといったイメージを持たれかねない。評価の公表と関連するため、この表記方法
に関して、工夫をしていただきたい。
・取組の比較的軽微な項目について×がついたためC評価となったが、その他の項目についてはきちんと取り組んで
いて、実際、労働時間も減少しているという場合、労働時間が短縮されていないBに比べ本当に劣後しているかど
うかは微妙ではないか。それにもかかわらず、S、A~Dといった明確な序列がついた形で評価された場合、評価
される側は納得感がないのではないか。

・5段階の全体評価は都道府県にとって非常に分かりやすい。ただ、訪問評価で助言や指導を行った結果についても
併せて評価された上でD評価になると、各都道府県がこれを指定することは事実上難しいのではないか。
・2024年度以降、指定の更新に際しての訪問評価については5段階の総合評価を行うが、2023年度に行われる書面評
価の後の訪問評価については、同じ言葉を使いながら違った意味合いの訪問評価であるため、両者は区別したほう
がよいのではないか。

・C-1水準では、研修を行う上である程度の時間数、例えば1,100時間は必要だという場合もあると思うが、その際
でも労働時間数の減少がなければSやAは取れないのか。
・ストラクチャーやプロセス、アウトカムとまとめてあるものの中に、研修の効率化といった内容があまり見えない。
【評価結果の公表について】

・特にB評価以下の医療機関が上位の評価に着実にステップアップしていけるように、評価センターによる分析・評
価を、都道府県が適切な支援につなげていくことが重要である。
・バーンアウトした医師が次の就職先を探すときに、医療勤務環境評価センターの評価結果を参考にすることが再度
のバーンアウトを防ぎ、また、新たに活躍できる場を探すという意味で予防的な機能を果たすため、分かりやすい
公表の仕方を考えていただきたい。
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